スポーティなタイト感と華やかなラグジュアリーの共存
インテリア回りの雰囲気は適度なタイト感のあるコクピット感覚を表現したものとなった。シフトレバーを始めとする操作系は手の届きやすい位置にあり、奥まった位置に配置されたカーナビの画面は見やすくてダイヤル式のコントローラーの操作性も上々だ。
トリムには木目やアルミのフィニッシャーが採用され、内装色との組み合わせによって5種類の仕様が選べる設定。ブラックとシルキーエクリュには木目とアルミの両方が設定され、茶系のフォーブは木目のみの設定となる。ラグジュアリーな装備が用意されるタイプP系のグレードは本革シートが標準。V36スカイラインは単にスポーティなクルマというだけでなく、ラグジュアリーな高級車という側面も併せ持っている。
スポーティセダンらしい装備群
HDD方式に変わったカーウイングス対応のカーナビはオプション設定だが、基本的な快適装備は全車に標準で、タイプP系にはパーソナルドライビングポジションメモリーシステムや電動ランバーサポートなどが標準。またスポーティなタイプS系には世界初の4輪アクティブステアがオプション設定されている。サイドSRSエアバッグは全車にオプション設定だが、一部の廉価グレードを除いて横滑り防止のVDCが標準装備されている。