2007年春に日本上陸予定のプジョー207のターボモデル

2007年春に207が上陸!206はその前に売った方がいい!

プジョー207のリヤビュー 5ドアモデルやATモデルは少し発売が遅れるかもしれない

 フランスの輸入車コンパクトカーでは、過去最高の販売台数を記録したプジョー206。1999年に日本での販売が始まり、国産コンパクトカーを卒業した女性を中心に人気を集め、プジョーを一気にメジャーブランドに押し上げたクルマでもあります。

 もちろん中古車市場でも人気が高かったのですが、初期型が5年目の車検シーズンを迎え、タマ数が増加傾向にあります。よって、最近はだいぶ安い値段で売られるようになってきています。

207はインテリアの質感も大幅に高まっている

 それに追い討ちを掛ける様に、後継車種のプジョー207の話題が飛び込んできました。プジョー207は、ボディサイズを206よりもひと回り拡大した3ナンバーサイズになっていますが、人気の高かった206の雰囲気を残したエクステリアデザインを採用しています。

 また、パワートレーンもBMWと共同開発したエンジンを搭載するなど、大幅に進化しているようです。さらに新型ミニクーパーSに積まれるマニュアルのターボモデルも設定されるらしく、発売されれば大きな反響を呼ぶことは間違いありません。

輸入車は下取りよりも買い取りがオススメ

プジョー206を手放す時には、買い取り店にもアシを運んでおきたい

 当然、207が出れば206を下取りに出して買い換える人も多いでしょう。そうすれば、一気に206の流通量が増え、206の中古車相場が下がり、下取り価格も下落していくはずです。したがって、206を手放そうと思っている人は、207が出る前に206を売っておいた方が無難です。

 とはいえ206から207に乗りかえたい人も多いでしょう。その場合はガリバーのような買い取り店の利用をオススメします。プジョーに限らず輸入車の場合、下取りしたクルマを自社の中古車部門で販売することが多いので、下取りでも好条件が出ることも稀にあります。

 でも、輸入車インポーターの中古車部門は程度が非常に良く、走行距離の少ない認定中古車しか売らないことが多いので、その条件に当てはまらない場合は、買い取り店のほうが有利なケースも多いです。実際にディーラーのセールスマンから、下取りでは限界があるので、買い取り店に持ち込むことを勧められることもあります。

 つまり、99〜2003年ぐらいの年式で、4〜5万km以上の走行距離なら、下取りよりも買い取り店のほうが好条件を出してくれる可能性が高いかもしれません。下取りではなく、買い取り店を使うと、少し手間はかかるのは事実ですが、ホンの少しの労力で何万円も違ってくることもあるわけですから、苦労を惜しまず買い取り店にも必ず持って行ってみましょう。