来春には日本にも導入される予定の新型ミニ!これが発売される前に現行型は売っておきたい

新型登場の情報で中古車価格も下がり始めている!

新型ミニのインパネ デザインが変更され質感も大幅に向上している!

 以前、このコーナーで、中古車は買わずに新車で買ったほうがいいクルマとして、BMWミニを取り上げたことがあります。新車で買ったほうがいい理由は、もちろん中古車が非常に高かったためです。今年の始めぐらいは、ベースグレードのワンでも160〜180万円ぐらいしていました。

 でも、最近になってようやくミニの価格も値下がりを始めています。ワンなら平均的な距離で修復歴のない物件でも130万円台で売られているクルマも目立つようになりました。中古車自体の流通量も3年目の車検で手放す人が多いためか、増加傾向にあります。

 さらに追い討ちを掛ける様に、この秋から新型ミニの情報も届き始め、2007年の春には日本にも導入されると言う噂も出てきました。新型ミニは、パッと見はあまり現行型と変わりませんが、ボディサイズがひと回り大きくなり、スーパーチャージャーだったクーパーSがターボになるなど大幅に進化している模様です。ちなみに欧州ではクーパーとクーパーSが先に発売されるようです。

 エンジンだけではなくクーパーやワンに搭載されイマイチだったCVTも6ATに変更され、大幅にドライバビリティを向上させてくるようです。

早く売らないと下取り相場はガクっと下がるかもしれない

早く売らないと下取り相場は一気に下がるかもしれない

 ミニの中古車が高く売られている時は、買い取り査定の価格も高値を維持していたようですが、最近は中古車相場の下落に合わせて、徐々に下がってきているようです。それでも、この販売価格は他の輸入車に比べれば優秀なのですが、最近はずいぶんと下がった感じがします。

 もちろん新型が出れば代替え需要などで下取り車も多く発生するので、さらに買い取りの査定も下がることが予想されます。すでに業者オークションでは、今まで2〜3台くらいしか出品されていないかった会場でも、最近はコンスタントに6〜8台ぐらいは出品されるようになってきているみたいです。

 こうなってくると、新型が発売されれば需要と供給のバランスが崩れ、現行型のミニの中古車は一気に値下がりするでしょう。そうなる前が、現行型ミニの最後の売り時になってくるはずです。というか、すでに増えているので、買い替えを考えている人は、できるだけ早く手放した方が無難でしょう。

 そして現行型のミニを中古車で買おうとしているひとは、来年の春から夏ぐらいまで待っていたほうがいいでしょう。きっと、その頃はワンなら100万円前後でも買えるような物件が出てくるはずです。