『NISMO FESTIVAL 2006』に、お隣り中国からスペシャルゲストが参加した。2006 CCC(China Circuit Championship・中国ツーリングカー選手権)に参戦する『東風日産 TIIDA(ティーダ) 』が、参戦する郭 海生選手とチームメイト何 暁楽選手のドライブにより登場したのだ。
同車は日産自動車と中国・東風汽車との合弁会社である東風汽車有限公司で生産するモデルをベースとしたレース車両。CCC1600ccクラスで『VW ポロ』などの強豪相手にカーナンバー19の郭 海生選手が、デビュー年でいきなりの年間ドライバーズチャンピオンと同チームチャンピオンを獲得した。
日本ではモータースポーツとはまるで縁のないプレミアム・コンパクト『ティーダ』だが、ワークスカラーをまとったレーシーな姿もなかなか似合っていると思うのは筆者だけではないだろう。
なお彼らは、そのあと開催された日産マーチ『MARCH Cup』エキシビジョンレースにも特別参加。レース車を後方から追うパレードランを行なっている。
余談ながら『MARCH Cup』のステップアップレースとして、このレース仕様ティーダを用いた『TIIDA Cup』などを開催するのもなかなか面白いのではないだろうか。
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日本ではプレミアム・コンパクトとして売られる『ティーダ』がレース仕様になっている姿は、なかなか新鮮な印象だ。
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シリーズチャンピオン、19号車に乗る郭 海生選手(左)とチームメート、20号車に乗る何 暁楽選手(右)。
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日産の名ドライバーを前に、『NISMO FESTIVAL 2006』のオープニングセレモニーへ颯爽と現れた東風日産 TIIDA。