輸入車のような高額車なら、年式の違いによる査定ダウンも大きい!

たった数日の違いが1年の差になる!

 早くも12月に突入し、今年もあと1ヶ月を切ってしまいました。ボーナスシーズンの12月も3月と並びクルマがよく売れる月と言われています。でも、クルマを売るなら12月中が良いのですが、新車を買うなら、来年になってから買ったほうがよいでしょう。

 という理由はクルマには年式というものがあり、手放す時にはその年式が査定額にも大きく影響してきます。つまり、12月中に新車を買って登録を済ましてしまうと、2006年式となりますが、少し待って年明けの1月に登録すれば2007年式となるのです。実際の差はたったの1ヶ月ですが、年式で考えると1年も違ってしまうのです。

 クルマの下取りや買い取りの査定は、年式や走行距離によって大きな差が付いてしまいます。お正月を新車で過ごしたい気持ちは分かりますが、新車を買うなら年明けまでガマンするのが賢い買い方といえるでしょう。数日待つだけで、売る時には何万円も差がつくこともあるのですから。

 ディーラーは年内の登録を増やしたいために、『年末だけの大幅値引き』を匂わせてくるかもしれませんが、最近は1月の2日や3日から『新春初売り特売』のようなキャンペーンを行っている店舗も多いので、年内登録を条件としたセールストークには慎重に判断してください。

売るならクルマが年をとる前の12月

達人のロードスターは98年式なので、12月は8年落ちだが1月になると9年落ちだ…

 逆にクルマを買取り店などに売却するなら、クルマの年式が古くなる12月中の方が多少はいいかもしれません。例えば2000年式のクルマならば、12月中は6年落ちですが、1月になれば7年落ちと判断されてしまいます。

 新車を買う時のような、年式が変わってしまうほどの大きな差はありませんが、買い取る側の印象としては12月中の方が、多少は古さを感じないと思います。また、12月は中古車も売れるシーズンなので、中古車店の在庫車が品薄になるので買い取りも積極的に行われています。この年末に買い替えを考えている人は、早めにガリバーに行って査定してもらいましょう!

 でも、年内に売って1月まで新車が納車されないと、「年末年始にクルマがなくて困る」という人もいるでしょう。そういう人のために、ガリバーなら一定期間は無料で代車を貸してくれるサービスも行われています。こういったサービスのある買い取り店に売れば、売る時と買う時のタイミングが少しズレても大丈夫なことも多いのです。

 クルマを売るなら12月、新車を買うなら1月というのが、賢いクルマの買い方の鉄則ですので覚えておきましょう。