三菱「パジェロ」

森林の保護・育成活動に取組む

 三菱自動車は、南アルプス山麓に広がる山梨県早川町の山林(約3ヘクタール)を「パジェロの森」と命名し、財団法人オイスカ、山梨県、早川町等の間で、森林保護・育成活動に関わる覚書について調整を行ってきたが、2006年11月30日、早川町役場において、辻川幸早川町長らと覚書の締結式を実施したと発表した。

 覚書の主な内容は、(1)三菱自動車は、本年度より7年以上にわたり、森林の保護・育成活動に取組むと共に、ボランティア活動などを通じ、地域との交流を深める。(2)早川町は、三菱自動車が広報宣伝活動などを行うことを支援するとともに、地元との交流を促進する。(3)財団法人オイスカは、当事者間の必要な調整を行う、の三点とのこと。

 三菱自動車は、従業員による環境保全、社会貢献活動の一環として、従業員による育林活動への参加など地域との交流活動も行うほか、オフロード走行の体感、オートキャンプなど三菱ユーザーに早川町の自然を楽しんでいただくイベントも計画するという。

 三菱自動車はこれまで、ウェブサイト上における「GRAN OFF」(“大きな休日”の意)キャンペーンなどを通じ、「パジェロ」に代表されるSUV車ユーザーに向け「自然と親しみ、共生を目指すライフスタイル」を提供してきている。今後も環境保全を企業経営における最重要課題のひとつとして取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。