その名のとおり大きく成長したプント
フィアットのコンパクトカーのプントがフルモデルチェンジを受け、グランデプントとなって登場した。プントはパンダの属するAセグメントのひとつ上、Bセグメントに位置するクルマだったが、今回のモデルではボディサイズをひと回り大きくしてBセグメントとCセグメントの中間的なサイズとするとともに、装備や仕様を充実化させたことから、新しくグランデプントの名前で登場した。
ボディサイズは全長が4mを超えるなどコンパクトカーとしてはちょっと大きめで、高い品質基準によって堅実さや高い安全性、細部までこだわったクルマ作り、快適性などを併せ持っている。
どこにもスキのない "さすが" なエクステリア
外観デザインはジウジアーロのイタルデザインとフィアットのスタイルセンターとの共同開発によるもの。モダンでエレガントなイタリア感覚のデザインが表現されている。丸みを帯びたテーパー状のボディラインはフィアットの歴史的なスポーツカーを連想させるものでもある。
ボディサイドのデザインは、フロントのフェンダーアーチからリヤのテールゲートまでキャラクターラインを貫くものとされ、ドアハンドルもこのライン上に位置している。コンパクトなモデルながら、いかにもスタイリッシュな印象だ。テールランプは初代プント以来の縦型デザインを採用している。