富士重工業は、東京電力およびNECラミリオンエナジー共同で進めている電気自動車スバルR1eの開発に対して、「平成18 年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞したと発表した。なお、表彰式は12月11日、東京都千代田区において行われる予定とのこと。

 同表彰は、環境省が1998年度から、毎年度、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体に対し、「技術開発・製品化部門」「対策技術普及・導入部門」「対策活動実践部門」「環境教育部門」「国際貢献部門」の5部門において、行っているものである。

 受賞に際しては、急速充放電ができる高密度リチウムイオン電池の開発および、この電池を搭載したコンパクトで高性能な電気自動車の開発、高価な電池を大量に搭載しなくても短時間(15分で80%の充電が可能)で補充電し利便性を向上させる急速充電器の開発によって、温室ガスの排出を低減する技術として高く評価され、同賞の「技術開発・製品化部門」においての受賞となった。