軽自動車は新車が一番!でも新型ムーヴは違うカモ?!
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ダイハツから4世代目となる新型ムーヴが発売されました。新型ムーヴは車体のベースとなるプラットフォームを一新。エンジンやミッション(CVT)も新型に切り替えるなど、ダイハツ軽自動車の屋台骨だけあり、意欲的なクルマ作りがなされています。
しかも先代ムーヴが発売されたのが2002年10月ですから、軽自動車としてはかなり早い、丸4年でフルモデルチェンジされたことになります。順調に売れていた先代に見切りを付けてフルモデルチェンジしたぐらいなので、新型は大幅に進化しています。
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その中でも一番進歩したのがパッケージングでしょう。スライド機能を持つリヤシートを一番後ろまで下げれば、セルシオ並みのレッグスペースとなり、リヤシートの居住性はライバルのワゴンRを大きく凌いでいます。センターメーターを採用したインパネも、意外にメーターが見やすく使い勝手も良好でした。やっぱり軽自動車は、中古車ではなく新車が一番という私の信念は、新型ムーヴでも当てはまりそうでした。
新型ムーヴはデザインがイマイチなので、先代も値落ちは少ない!?
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でも、新型ムーヴのネガティブなポイントもあります。それはデザインだと思います。新型ムーヴは室内の居住性を重視したパッケージングのためにロングホイールベースを採用し、かなり丸っこいデザインになりました。パッと見た感じは、先代のMRワゴンを思わせるワンモーションフォルムです。
ムーヴには標準系とカスタム系の2種類のデザインが用意されており、標準系は先代が地味だったので良くなったような感じがしますが、カスタム系は先代の方が精悍な印象を与えてくれます。
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クルマのデザインは購入動機の大きなウエイトを占め、特に女性ユーザーの多い軽自動車ではデザイン勝負みたいな所もあります。そのため、新型ムーヴのカスタム系のデザインが受け入れられるのには少し時間がかかるかもしれません。
実際に新型が出ても先代ムーヴの中古車価格が、極端に下がったようには感じませんし、根強い人気が続いています。軽自動車の場合、フルモデルチェンジによる値落ちは少ない傾向がありますが、先代ムーヴは人気車で、なおかつ4年でフルモデルチェンジしてしまったため、先代の流通量も少なく今後も高値が維持されると思われます。
先代カスタムなら売り急ぐ必要はない!?
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従って、今先代ムーヴに乗っている人も、今はそれほど慌てて売り急ぐ必要もないかもしれません。特にカスタムのターボ車などは、今後も値落ちが急激に進むこともないでしょう。ただし、標準系は新型のほうがデザイン的にも丸いボディを活かして、可愛らしく仕上げているので、早めに手放しておいた方がいいかもしれません。車検などのタイミングで、一度ガリバーに持ち込んでみましょう。
走りの印象は、当然新型のほうが大幅に進化しているのですが、デザイン的にはビミョーな面もあるので、ムーヴカスタムの買い替えを検討している人は、少し様子を見ても大丈夫だと思います。とはいえ、今なら高く売れるので、高いうちに売っぱらって新型に買い換えるというのも賢い選択かもしれません。
デザインは主観によって人それぞれ異なるので、「新型がイイ!」と思う人も多いかもしれないし、これからは新型しか買うことができないので、この傾向は長く続くとは限りませんが、ムーヴの場合はセルシオのような「旧型が大暴落!」はなさそうです。
ムーヴのカタログ情報
- 平成26年12月(2014年12月)〜令和5年7月(2023年7月)
- 新車時価格
- 111.2万円〜180.4万円
ムーヴの在庫が現在172件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。