"トヨタセルシオ" のイメージをうまく継承しつつも、まったく新しい高級車像を提案したデザインを採用。今までにない日本的な柔らかさが特長だ。 堂々としていながらも、威圧感を感じさせることのない上品なフロントマスク。レクサスの考える新しい高級車像を表象していると言える。グリル下部のラインがヘッドライトより上というのも新鮮だ。 大胆な面変化と躍動感を感じさせるラインが特長的。またウィンドウ周りのモールは一体成型の高品質品を採用し、凛とした表情を加える。 Lの字をイメージさせるリアコンビネーションランプ。ブランドアイデンティティをデザインのディティールでほのかに漂わせる。 バージョンSに装着されるのは19インチのアルミホイール。大径で外観の存在感を際立たせるのはもちろん、走りを予感させるデザインで新しい高級車像を模索する。 多くのグレードには写真の18インチアルミホイールが装着される。繊細で美しいデザインは、日本製高級車としての主張である。 |
誰しもが待ちわびたフラッグシップ、ついに登場 トヨタが渾身の力を込めて開発したレクサスブランドのフラッグシップモデルがレクサスLS460だ。昨年から日本でもレクサスブランドがスタートしたため、今回のモデルからセルシオに変わって、レクサスLSの名前で販売される。4.6LのV型8気筒エンジンを搭載することから、LS460のモデル名で発売された。 呪縛から解き放たれたまったく新しいデザイン 外観スタイルはレクサスのデザインフィロソフィーであるLフィネスを端的に表現したもので、高級車らしい品格や美しさを表現するだけでなく、レクサスならでは独特のデザインテイストを表現したものとした。初代モデル以来、セルシオのデザインはベンツの影響から逃げきれない部分があったが、今回のモデルではそうした束縛から逃れた新しいデザインとした点が注目される。
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