ファン感動! 「モータースポーツジャパン2006」でたくさんのレーシングカーに出会った!

圧巻!80台のレーシングカーが一同に会した!

 9月23日と24日、東京のお台場で『モータースポーツジャパン2006フェスティバル・インお台場』が開催された。この手のイベントは日本では初めてだと思う。面白そうだし、天気もよかったので、オイラも行ってきた。特設会場は、普段は駐車場として使われている場所だ。そこには、な、なんと80台ものレーシングカーが集まっていた。最新のホンダとトヨタのF1マシンを筆頭に、GT選手権で使っているフェアレディ350ZXやホンダNSX、60年代のグランプリシーンを彩ったニッサンR381やニッサンR382、68年にF1に挑んだホンダRA301など、歴代の和製もズラリと勢揃いした。また、A73ランサーやセリカなどのラリーカーも展示されている。

入場料が無料なのに、盛りだくさんの内容

 感激したのは、入場料が無料だったこと。連休だし、天気がよかったこともあり、2日間で11万2000人ものギャラリーが来てくれた。イベントも盛りだくさんだ。初日は初っ端にワンメイクレース車両の同乗走行、歴代レーシングカーのデモ走行、スーパーアグリF1チームを率いる鈴木亜久里氏やマッチ(近藤真彦氏)、ホンダF1チーム・シニア・テクニカル・ディレクターの中本修平氏のトークショーなど、見どころがたくさんあった。

 2日目はジェンソン・バトンがゲストとして顔を出し、RA301のステアリングを握るサービス振り。それだけじゃない。お隣のメガウェイブではトヨタがモータースポーツイベントを開催し、トヨタとホンダの新旧F1マシンが揃ってデモ走行したのだ。こういったイベントは大歓迎。子ども連れのお父さんやお母さんが多かったし、おじいちゃんと3代にわたって来場した熱心な(?)ファンもいた。大成功だったと思う。会場には出店もあり、ミニカーやモータースポーツグッズを売っていたから、オイラもつられて何点か買ってしまった。

様々な場面で活躍したレーシングカーたち

ファン感動! 「モータースポーツジャパン2006」でたくさんのレーシングカーに出会った!

 Fポンに出場しているフォーミュラからGT選手権のマシン、果てはS耐のマシン、パリ−ダカールラリー参戦車まで、いろいろなカテゴリーのクルマが展示された。ところによってはキャンギャルの姿も! 

往年の名レーシングカー、ニッサンR381

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 時代を彩った往年の名レーシングカーもズラリと並んだ。手前のニッサンR381の奥にはル・マン24時間レースに出場したニッサンR390の姿が見える。年代を問わず、レーシングカーの魅力に触れられるのがいい。

バトン念願のホンダRA301に乗った!

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 第一期ホンダF1時代の68年のエースマシンだったホンダRA301。当時はジョン・サーティースが乗ったが、このイベントでは念願かなってバトンがステアリングを握った。ホンダミュージックに酔いしれたファンも少なくない。

2004年GT選手権出場のミニカー、当時の情景が思い浮かぶ

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 04年のGT選手権に出場したマシンのミニカー。これはエブロ製の43分の1スケールで、タカタ童夢NSAは8月のスズカ1000kmレース出場車。下のマシンはJGTCに遅れて出場したハセミの350ZXレーシング。

コンビニ限定チョロQ!

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 これは05年にコンビニ限定で発売された「ちびっこチョロQリアルレーシングコレクション」の一部。上はインパルレーシングのGT-R、下はARTAのホンダNSXだ。8タイプが用意され、確か500円だったと思う。

1968年の本グランプリを制したニッサンR381

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 68年の日本グランプリを制したエアロスタビライザー装着のニッサンR381。北野元選手が優勝を飾った。これはエブロ製のミニカー。この写真を撮るとき、ケースが外れず勢いあまってウイングを破損してしまった。グスン!!