【速報】 シトロエン C4ピカソ 〜パリモーターショー2006 現地レポート〜

 シトロンはXsaraピカソに加え、C4ピカソを導入、ワンクラス上のC8とあわせて、ミニバン・シリーズの充実を図ってきた。
 このC4ピカソ、外観(全長×全幅×全高=4,590×1,830×1,660mm)上の特徴は、傾斜がきつく、ドライバーの頭上付近まで採られたフロントガラス、さらにそれに続く大型のガラスルーフで、そのため室内はかなりルーミー。さらに2+3+2の7人乗りの室内空間は、さまざまなスペースアレンジが可能で、サードシートは折り畳んで、フロアに収納するタイプだ。ミニバン最大の魅力である開放感や、ユーテリティ巧みに高めたモデルと言えるだろう。
 またインテリアは、フランス車らしく、実に個性的。大きなインフォメーションディスプレーをダッシュボード中央部に配置、エアコンの操作パネルは、左右別々に吹き出し口部分に設置されており、収納ボックスが多いのも、合理主義を貫くフランスのクルマならではのものだ。
 動力系は、127psの1.8L&143psの2Lガソリン仕様のほかに、ふたつのディーゼル仕様もラインナップ。トランスミッションは、新開発の電子制御6速MT&6速ATを設定している。

【速報】 シトロエン C4ピカソ 〜パリモーターショー2006 現地レポート〜