10月4日、三菱本社(東京都・品川区)にて、新型「パジェロ」の発表会が行なわれた。発表会には、開発に携わったという、パリ・ダカール・ラリーのドライバー 増岡 浩氏も登場した!
まず始めに、取締役社長の 益子 修氏によるスピーチが行なわれた。“パジェロは25年目となり、世界戦略車として250万台を販売。今回発表する4代目はその集大成。”と語った。ダカールラリーの技術のフィードバックはもちろんのこと、パジェロユーザーの要望に応えるべく地球上のあらゆる道に対応する「地球基準のSUV」だという。月販目標台数は700台。
続いて、商品責任者プロダクトエグゼクティブの上杉 雅勇氏による、商品概要の紹介が行なわれた。ラインナップはロングボディとショートボディの2タイプ。スタイリングは一目で「パジェロ」とわかる歴代パジェロのデザインテイストが踏襲された。インテリアは、エレガントなベージュ内装と、スポーティなブラック内装の2タイプ。なお、価格は、ショートボディが241万5,000円〜348万6,000円、ロングボディが262万5,000円〜436万8,000円。
その後行なわれたトークセッションでは、再び上杉氏が壇上し、世界の様々な場所でパジェロがどのように使われているか紹介した。基本的には、日本と同じくファミリーカーとして使われていることが多いが、その他にも世界各地で色々な用途で使用されている。
続いて、プロジェクトマネージャーの田中氏より、「パジェロ」開発試験の一部が紹介された。川を渡る試験は、水深70cmのところで行なわれたという。
さらに、開発にあたっては、パリ・ダカール・ラリーのドライバーである増岡 浩氏も携わり、節目節目でアドバイスをもらったとのこと。
開発に携わったという増岡氏は、トークセッションに登場し、新型「パジェロ」について“安全性はものすごく高い。これぞパジェロといった感じ”と語った。
トークセッション後に行なわれたフォトセッションにて。車両は、今回同時に発表された、2007年ダカールラリー参戦車両、新型「パジェロ エボリューション」。
今回、2007年ダカールラリー参戦車両、新型「パジェロ エボリューション」が同時に発表されたこともあり、展示スペースには『歴代 パリダカ参戦車』も展示された!