VWが発表したアイロックは、1973年にデビューしたVWシロッコのコンセプトを受け継ぎ、現代風にアレンジを加えたスタディモデルだ。そのネーミングのアイロック（IROC）は、シロッコ（SCIROCCO）のスペルの一部から採られたもので、直線的なデザインテイストを踏襲しながら、長いルーフと傾斜の急なリヤエンドを与え、全世界で50万台以上も生産されて人気を博したシロッコのオマージュ的な作品になっている。
ボディカラーも1970年代当時に設定されていたヴァイパーグリーンメタリックを採用している。4240mmの全長ながら2680mmの長いホイールベースとして快適な室内スペースを確保するだけでなく、スーパーチャージャーとターボチャージャーを組み合わせた2LTSIエンジン、DSGトランスミッションなど、VWならではの先進技術を搭載。ホイールは19インチサイズで、アイロックは最新のモダンスポーツクーペに仕立てられているのだ。
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