実物大スケール Drスランプの世界?

スバル360改 ポルシェ風スタイル「こぽるしぇ」

主役のクラウンに負けないインパクトある車が大集合

 主役のクラウンに負けない車がたくさんエントリーしたこのイベント。参加規程も厳しくなかったので現行車のカスタムから昔懐かしい旧車カスタムまで様々な車輌が展示された。忘れてはいけないUSA的カスタムの車輌や貴重な逆輸入車などを多く見れるのもこのイベントの特徴である。会場内で目に止まったのがスバル360ベースでポルシェ風にカスタムされた「こぽるしぇ」だ。車好きで有名なタレントの所ジョージ氏が企画した作品で製作された直後は色々なメディアなどにも紹介され、プラモデルなどキャラクター化もされた。それから数年経過後、まさかイベントで遭遇するとは思ってもいなかった。実物を見て手の込んだ作品ながら、も遊び心満載の出来上がり具合は今でも衰えていない。

K111系 スバル360改 こぽるしぇ
漫画「Drスランプ」に登場するペンギン村のパトカーそのものだ。普通車ナンバーの大きさを見ていただければ、いかに小さな車か想像していただけると思う。
ホワイトウォールタイヤ
さて、この車はなんでしょう?10インチの純正鉄ホイールにホワイトウォールタイヤが装着されている。赤バッチのホンダ車ってタイプR?
まぶたの付いたぱっちりお目目
大きな眼におしゃれな目蓋がアクセント 信号機のアップではありません 丸目2灯式ヘッドライトは造られたクラシック調モデルとは一味違う。
初代 ホンダ アクティストリート
その正体は初代ホンダアクティストリート 先代モデルのホンダライフステップバンから受け継がれたコンセプトで仕事にプライベートに人気があった。AT設定も早くからあったがスターレンジは遅くて不評だった。
H130 日産 セドリックセダン
ピニファリーナデザインの前期モデルから大きくフェイスリフトされた130系 日産セドリックセダン 後期モデル 映画やドラマなどでパトカー役で登場していたのを憶えている人も多いでしょう。
H31系 日産 セドリックセダン
フロントグリルが付いていない為に少々コワイ顔になっているH31系 日産 セドリックセダン元々は落ち着いたフロントマスクの車だがカスタムされると印象が変わってしまう。
マツダ ルーチェロータリーワゴン
こちらも貴重なマツダ ルーチェロータリーワゴン ステーションワゴンでありながらマツダ伝統のロータリーエンジンを搭載していたスポーツワゴンの先駆けである。
ルーチェ マフラー
70年代のカスタムに多かったマフラーサイド出し仕様 実際には車検などの問題でサイド出しをするのは大変だがアメリカ車を意識したカスタムとして定番だった。
AB系 ホンダ プレリュード
2代目モデルとなるホンダプレリュード デートカーとして当時よく売れたが意外と残っている車が少ない。このようなイベントでも見かけることは少ないので貴重な存在だ。
Y30系 日産 セドリック/グロリア ワゴン
カスタム入門として人気のあるY30系セドリック/グロリアワゴン 長い間販売されたので値段的にもタマ数的にもこなれている。展示車輌はバン仕様にカスタムされている。
CL系  ホンダアコードセダン
現行モデルのCL系アコードセダン 会場内部に展示しているのでノーマルではなくアキュラ仕様にカスタムされている。
BC系 スバルレガシイセダン
見た目にはすぐ判別できないかもしれないが貴重な左ハンドル車だ。国内ディーラーで限定販売されたうちの1台であると思われる個体
初代 ダイハツ シャルマン
こちらも貴重な存在のダイハツ シャルマンだ。中身はトヨタの20系カローラと同じだが外装はダイハツオリジナルのものになっている。知名度は低いが存在感はある。
A30系 日産プリンス グロリア
縦目の独特のスタイルから「タテグロ」の愛称でしたしまれた車だ。前期モデルはプリンス製のG型エンジンが搭載されたが途中から日産のL型エンジンへ変わっていった。次の230系からセドリックと兄弟車になった。
Z31系 日産フェアレディZ 
日本だけでなく世界でも人気のあるフェアレディZネーミングからZカーの愛称で呼ばれることもある。貴重な左ハンドル車である。

再び主役クラウン エントリー車たち

90系 トヨタ クラウン 2ドアHT
90系 トヨタクラウン 2ドアHTをベースにカスタムしている。ボンネットにピンストライプをペイントしグリルも交換されている。
MS60系 トヨタ クラウンセダン
デザインから通称「くじら」の愛称で知られるMS60系 トヨタクラウンセダン 独特のデザインはスピンドルシャイプと呼ばれ、オーナーズクラブの名前にもなっている。
MS110系 トヨタクラウン セダン
一見、普通の110系 トヨタクラウンセダンに見えるがオーナーのこだわりで低グレードにカスタムされている。エンジンルームは最上級の2.8Lの5M型エンジンが納まる。まさに羊の革を被ったオオカミである。
110系 トヨタクラウン カスタム
複数の旧車を所有するオーナーがこのイベントの為に製作した1台 イベント直前まで色々を試行錯誤していたようでオーナー同士の情報交換で笑い話にしていた。オリジナルの雰囲気を損なわずにローダウンされている。
130系 トヨタクラウン セダン
エントリー車輌の中では比較的に新しい年式に含まれていた130系 トヨタクラウンセダン前期型がベースになっている。細部にわたる箇所までブラックを基調としたスタイルに統一されている。
MS110系 トヨタクラウン セダン
110系 トヨタクラウンセダン ローダウンされている姿もさることながら足元に輝く大径ホイールのように見えるのはゼロクラウンの純正アルミである。クラウンも大型化していることを証明している。

更に一服 ギャラリー駐車場

フォルクスワーゲン タイプ� カルマンギア
カルマンギアと聞いてこのモデルを連想する人は少ないかも知れないがこのモデルもれっきとしたカルマンギアである。キャルルックのようなレモンイエローで全塗装されている。
RT40系 トヨタ コロナバン
排気ガス規制のあおりをうけて都会では見かけなくなったコロナバン 豊富なバリエーション展開をしており5ドアセダンやトラックなどのモデルもあった。ナンバーは新しいものだったが適度にヤレたいい味をしている。
320系 日産 ダットサントラック
ギャラリー駐車場でFOR SALEを掲げていた320系 ダットサントラック この車も左ハンドルの逆輸入車であった。愛らしいフロントマスクが新鮮だ。

written by ダーワ教授

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