ホンダは9月26日、ユーザーの満足向上を目的に「Honda Cカード」のサポート機能を強化すると発表した。

 このカードは、クレジット機能に加え、ポイントキャッシュバック、会員限定の優待サービス、チャリティ(社会貢献機能)などを付加したカードとして、1995年10月より開始。2006年10月中旬より、Honda Cカードメンバーズとして新たなサポート機能を導入していくと共に、従来のクレジット機能付きのカードに加え、店頭で即時発行が可能なクレジット機能無しのカードを追加し、選択の幅を広げている。

また、Honda Cカードメンバーズ導入に先駆け、ホンダと全ホンダ四輪販売会社をブロードバンドネットワークで結び、一括集中管理する「e-ディーラーシステム」を2004年より導入し、営業・サービス業務を全社共通のプラットフォームで運用している。このシステムと連携させることで、最適なサービスが受けられるという。

 今回、初めて来店する店舗でも、e-ディーラーシステムと照合することで、メンテナンス履歴を瞬時に照会する「車両メンテナンス履歴照会機能」や24時間対応の「転居受付」や「ロードサービス」、ユーザーへ電子マネーで還元する「メンバーズ「Edy」ギフト機能」などのサービスが強化された。

 ホンダでは、ユーザー満足の向上に向け、ITインフラを最大限活用した取組みを積極的に進めていくとしている。