ホンダ CO2排出低減のための次世代パワープラント技術を公開!

 ホンダは、グローバル規模でCO2の排出を低減する取り組みの一環として、次世代パワープラント技術を公開した。

 四輪車では、新開発NOx(窒素酸化物)触媒を採用した新世代ディーゼルエンジンを開発した。同エンジンでは、ガソリン車と同等のNox排出量を求められる米国の排出ガス規制「TierII Bin5」排出レベル(社内値)を達成しており、3年以内に、米国での販売開始を予定という。

 また、FCX コンセプト」に新型の小型高効率燃料電池システムを搭載し、走行を公開した。このコンセプトをベースとした新型の燃料電池車は、2008年に日米で販売開始を予定しているほか、ブラジルでのガソリン・エタノール混合燃料に対応するため、エタノール混合比20%から100%まで対応する「フレキシブル・フューエル・ビークル(FFV)」を開発した。なお、2006年中にブラジルでFFV車の発売を予定している。

 さらに、VTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)を進化させ、バルブのリフト量、開角、位相の連続可変制御により、高出力化と環境性能を両立する「進化型VTECエンジン」を新開発。3年以内の販売を計画しているという。

 二輪車では低燃費と高い動的性能を両立するVCM(可変シリンダーシステム)実験車を公開したほか、レベルの低フリクションエンジンを公開した。その他、汎用製品においてはiGXエンジンで開発した、STR-ガバナ(電子制御ガバナ)の適用を拡大するとともに高膨張比エンジンプロトタイプを公開している。

 ホンダは、バイオ技術を活用したエタノールの製造、太陽光発電、家庭で水素を製造し熱電併給を行うHES(Home Energy Station)の研究なども行っており、エネルギーとパワープラント効率向上の両側面からCO2低減の取り組みを進めているという。

ホンダ 新開発NOx触媒を採用した新世代ディーゼルエンジンを新開発!!

【ニュース】 (2006.09.25)

ホンダは、新世代ディーゼルエンジン用NOx触媒を新開発したことを発表した。このエンジンは、ディーゼルエンジンをガソリンエンジンに匹敵するレベルのクリーン化に成功し、米国の排出ガス規制「TierII Bin5」排出ガスレベル(社内値)を達成した。 >> 記事全文を読む


ホンダ 販売開始に向けて、次世代燃料電池車「FCX コンセプト」の走行を公開

【新車情報】 (2006.09.25)

ホンダは、新開発の小型高効率燃料電池スタック「Honda FCスタック」を採用した次世代の燃料電池車「FCX コンセプト」の走行を公開するとともに、2008年に日米でこのコンセプトをベースとした新型燃料電池車の限定販売を開始すると発表した。 >> 記事全文を読む


ホンダ ブラジル向け「フレキシブル・フューエル・ビークル(FFV)」を開発!

【新車情報】 (2006.09.25)

ホンダは、ガソリンエンジンをベースに、エタノール燃料でもガソリンとエタノールの混合燃料でも走行可能な「フレキシブル・フューエル・ビークル(FFV)」を開発した。 >> 記事全文を読む


ホンダ 高出力化と環境性能を両立する「進化型VTECエンジン」を開発!

【ニュース】 (2006.09.25)

ホンダは、高出力化と低燃費・低エミッションを高い次元で両立する「進化型VTECエンジン」を開発したと発表した。 >> 記事全文を読む