1.6リッターに排気量アップされた(標準は1.4リッター)DOHCエンジンは105馬力と目立つことのないスペック。しかし6ATとの組み合わせで余裕のある走りを実現。楽しいイメージを裏切らないパワーユニットである。 |
車高の高さを言い訳にしない "しっかりした走り" 駆動方式はFFで4WD車がないのに、最低地上高を高くしたりするのは、走りや燃費などを考えたら必ずしも良い方向とはいえないのが本当のところ。でもクロスポロはそうしたデメリットを感じさせない走りを見せた。 排気量アップで不足ない動力性能を確保 搭載エンジンは標準のポロが1.4Lを搭載するのに対してクロスポロでは排気量アップされた1.6Lの自然吸気DOHCとなる。単に排気量アップされただけでなく、可変バルブタイミング機構が採用され、動力性能は77kW/148N・mと大きく向上している。ルーフレールやタイヤによって車両重量は20kgほど重くなったが、それを補って余りある動力性能の向上幅だ。 ●お勧めグレードクロスポロは単一グレードなので特にお勧めグレードはないが、前述ようにボディカラーが5色用意されていて、そのうち2色だけがシートカラーもボディ同色となる。買うならこの2色がお勧めだ。
|