ダイナミックなパフォーマンスを備えながらも低排出ガスを実現
アウディは、V型12気筒ディーゼルエンジン、６リッターV12 TDIを「アウディ Q7」に搭載すると発表した。
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新型V12 TDIの搭載で、「アウディ Q7」は、トップクラスのスポーツカーに匹敵するダイナミックなパフォーマンスを備えたという。0〜100km/h加速はわずか5.5秒、最高速度は250km/h(電子リミッター作動)に達する。最高出力500ps、最大トルク1,000Nmを誇り、この強大なトルクは1,750rpmの低回転域から発生される。また、ボッシュ製コモンレールシステムは、2,000バールの超高圧噴射を実現したほか、最新のピエゾ・インジェクション システムによって印象的なサウンドが生み出される。
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このエンジンはＶエンジンに属し、V12というエンジンレイアウトに最適な60°のシリンダーアングルとなっている。軽量かつ耐久性に富むクランクケースとともに新開発のコモンレール インジェクション システム内の高圧ポンプが、今回ハイライトとなる新しいチェーン駆動のシステムである。12本のピエゾ・インジェクターの内部に最大2,000バールの圧力が保持される。この高圧のインジェクションにより、パフォーマンスと効率が最適化され、エミッションにおいても低レベルであるという。
さらに、2010年に施行予定のEuro5基準にも適合する低排出ガスを実現するとともに、100kmあたりの平均燃料消費を11.9L(約8.4km/L)に抑えている。
なお、日本への導入は未定である。
※写真および装備はドイツ仕様
