BMW グループは、自動車産業界におけるコーポレート・サステイナビリティ(企業持続可能性)のトップになったと発表した。

 SAMグループでは、毎年2500社を環境適合性、社会適合性、経済合理性の観点で分析し、そのうちの上位10%がダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックスに組み入れられる。BMW グループは、ダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックスの最新結果で、昨年に引き続きトップを維持しており、自動車メーカーとしては、1999年の調査開始以来毎年名を連ねている。なお、管理金融資産の総額は現在約50億ドルという。

 BMWグループの企業戦略の一部となっているサステイナビリティ。その内容は、ガソリン・ディーゼルエンジンの最適化や電気自動車、水素内燃自動車に関する研究のほか、BMW グループ従業員に対しては事業地域における高水準の社会環境整備まで及ぶ。また、事業所近隣だけでなく、世界中で幅広い社会活動が行われている。

※ダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックス

全世界とヨーロッパの指標で構成される。1999年に創設された世界で初めてのサステイナビリティに関する指標で、ダウ・ジョーンズ。インデックスとSTOXX Limitedとの協力により、チューリッヒを拠点とするSAMグループによって毎年発行されている。