新型「A6 オールロードクワトロ」4.2FSI

アウディA6のラインアップを一新

 アウディ ジャパンは、8月22日、新型アウディ A6 オールロードクワトロを発表、9月30日より発売開始する。これにより、アウディA6/A6アバントのモデルラインナップを変更し、8月22日より全国アウディ正規ディーラーネットワークを通じて発売開始した。

 2000年に登場したアウディオールロードクワトロの2代目となる、新型「A6 オールロードクワトロ」は、アウディ A6 アバントをベースとした「アバント」と「SUV」のちょうど中間に位置付けられたいわゆるクロスオーバーモデル。このセグメントにおいてのライバル車はまだ少ないが、ボルボのXC70などがライバルになりそうだ。グレードは、3.2FSIと4.2FSIの2タイプが設定されている。

 エンジンは、V6の3.2FSI(255ps/188kw)とV8の4.2FSI(350ps/257kw)の2種類のガソリン直噴エンジンを用意、6速ティプトロニックが組み合わされる。また、クワトロ・フルタイム4WDが標準装備される。

 エクステリアは、専用デザインのバンパーやフェンダーアーチモールなどラフロード要素を組み合わせたもので、ダイナミックなスタイリングを際立たせている。インテリアも、エレガントでスポーティな雰囲気とした。また、ボディカラー、デコラティブパネル、ファブリック、先代モデルから一新されより洗練された高級感ある雰囲気となった。

 ほとんどが高強度スチールとアルミで構成されたボディは、極めて堅牢で対衝突性能に優れているという。ボディサイズは、全長が4,935mm、ホイールベースが2,845mmで、5人が快適に乗車できるスペースを確保している。荷物は最大1,660リットルまで積載可能。

 アルミニウムを主に採用したサスペンションは、最高レベルの俊敏性と快適な乗り心地を実現。標準装備のアダプティブ エアサスペンションは、新型 A6 オールロードクワトロに専用設定された「オールロード」モードを追加した5段階で車高を調整する。 
 また、A6 オールロードクワトロ用にラフロードモードを追加して専用開発されたESP エレクトロニック スタビリゼーション プログラムは、荒れた路面でもトラクションを確保してくれる。

 価格は、3.2FSIが790万円、4.2FSIが980万円で共に右ハンドルのみとなる。

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代表グレード
A6 オールロードクワトロ 4.2FSI
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,935mm×1,860mm×1,490mm
車両重量[kg]
1,950kg
総排気量[cc]
4,163cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
350ps(257kw)/6,800rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
44.9kg-m(440N・m)/3,500rpm
ミッション
6速ティプトロニック
10・15モード燃焼[km/l]
6.9km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
980万円
発売日
06/09/30
写真
アウディ ジャパン