居心地のいいデザイン&広さを追求したインテリア
インテリア回りの雰囲気は普通に見るとさほど特徴的ではないのだが、昼と夜とで表情を変えるデュアルフェイスのコクピットを採用しており、夜間にはスピードメーターやエアコンスイッチ、カップホルダーなどがブルーのリング照明で浮き上がる仕組み。夜間に運転していないのでその雰囲気は分からないが、特徴的な仕様であるのは確かだ。
室内空間の広さに不満はない。全高が低い割には2列目や3列目に座っても窮屈な感じは受けないし、特に3列目のシートは足元がすっきりしているために落ち着いて座っていられるので、実際に以上の広さを感じる。
安全装備を中心に充実した装備群
装備では最新の安全装備が採用されたのが注目される。追突軽減ブレーキ+Eプリテンショナーとインテリジェント・ハイウェー・クルーズ・コントロールのセットなどは、一般的には高級車を中心に採用されているもので、ストリームクラスでこれを採用するのは珍しい。安全装備はほかに、1列目シート用のi-サイドSRSエアバッグと1〜3列目シート用のカーテンエアバッグ、VSA(FF車)などがオプション設定されている。
ストリームはオーディオレスが基本なので、たいていのユーザーは27万円ほどのカーナビ+DVD/CDプレーヤーをオプション装着することになる。
ミニバンらしく充実したシートアレンジも魅力
3列シートを生かした状態でのラゲッジスペースは容量的には限られたものにならざるを得ないが、この部分には分割式のふたが備えられ12通りの使い勝手を実現できる。また3列目、2列目のシートを倒せばラゲッジスペースの容量も十分なものとなる。