最近のBMWの特長として写真と実物の印象が違うことが挙げられるが、M&もまさにそれ。実車は独特のオーラに包まれた、魅惑的な高級パーソナルカーである。 どんな場所でもさまになってしまう存在感はサスガ。 超高級車であることを特に感じさせるリアビュー。流麗でありながら重厚で、上品でありながら品格もある。並みのクルマでできる芸当ではなかろう。 ボディサイズはかなり大きな部類であるが、間延び感はまったくない。2ドアならではの贅沢さのみを感じさせる。 "M" のエンブレムはこれ以上ないステータス。 ![]() |
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ものすごく高いけど、それ以上の価値があるクルマBMW M6はMモデルの最高峰に位置する。もちろんそれだけ価格も高いが、価格以上の価値があるクルマだ。ベースはクーペボディの6シリーズだが、ボディ、サスペンションは大幅に手が加えられ、エンジンはオリジナルにはないM5と同じ5リッターV10が搭載されている。 材質にまでこだわったボディづくり エクステリアで目に付くのはルーフの材質だ。今回試乗したM6はインディビジュアルでルビーブラックの外装色にしたので目立たないが、近くに寄るとルーフにはカーボンの網目が見える。他にもカーボンは前後バンパーのフレーム部分にも使われている。
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