サーフラインを採用した、独特のシルエット
プリンスと日産の合併後、初のスカイラインとなるのが、3代目スカイラインだ。そのスタイルからハコスカの愛称で今でも親しまれているモデルである。グレード体系的には先代同様で、ショートノーズの4気筒モデル。そしてL20型2リッター6気筒OHCを搭載するGT系に、驚異的なスペックを誇った2リッターDOHCユニットであるS20型を積むGT-Rに分かれる。ボディはリヤサイドにサーフラインを取り入れた流麗なもので、4ドア以外に2ドアハードトップも用意されていた。
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リヤサイドにはお馴染みのサーフラインを採用しているが、じつはハコスカは丸テールではなく、四角になる。さらに初期は4灯ではなく、2灯。
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写真はショートノーズ版なので、搭載するのはプリンス生まれの直4ユニットG18型を搭載している。GT及びGT-Rはそれぞれ6気筒となる。
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単眼メーターを組み合わせたインパネまわりはじつにスポーティ。シフトもフロア式の4速MT(GT後期やGT-Rは5速)となったが、ATもあった。