7月19日、東京・お台場のホテル日航東京で、9月23日(祝)、24日(日)に開催される「モータースポーツ ジャパン 2006〜フェスティバルインお台場」の記者発表会行なわれた。会場には多くの報道関係者、モータースポーツ関係者などが集まり、イベントのコンセプトや概要などが発表された。
オープニングでは、1960年代から今までに国内外で日本の自動車メーカーが参画した様々なレースシーン放映された。
記者発表会は、フジテレビの竹下陽平アナと中野美奈子アナの司会で始まり、最初に、モータースポーツ ジャパン組織委員会の日置和夫委員長の挨拶と主旨説明が行なわれた。『モータースポーツ ジャパン 2006フェスティバル イン お台場』は、日本のモータースポーツが今まで以上に社会に定着するように、モータースポーツが持つ文化的な側面を広くアピールする手段としてかつてない規模と内容をもって開催されるイベント。“間近に見て、聞いて、触れて、モータースポーツの醍醐味の一部だけでも味わって欲しい”とのこと。
また、イギリスで行われているモータースポーツイベント「グッドウッドフェスティバル・オブ・スピード」に先日行って来たとのことで、一部アイディアを手本にさせていただいたと述べた。
続いて、イベントの後援でもある、組織委員であるJAFモータースポーツ局長 田中英樹氏による来賓挨拶が行なわれた。本イベントの告知をJAFホームページで行なうほか、JAF MATEに広報するとのこと。イベントについては、“世界的なモータースポーツイベントと肩を並べるような、またそれを凌ぐようなイベントに成長していただきたい”とコメントした。
そして、高橋二朗運営事務局長からイベント概要が説明された。本イベントは、自動車メーカー、タイヤメーカーをはじめ、これまで日本のモータースポーツを支えてきた各企業、モータースポーツ業界関係者、メディア、レーシングドライバーまでを含めた日本のモータースポーツ全体がバックアップするイベントを目指していくという。開催にあたっては、長期継続開催を目指し、最低5年以上、10年間程度の継続開催を前提に構成・展開などを考えていくとしている。開催地については、強いインパクトと高い集客力を持つことから「お台場」とし、モータースポーツファンのみならず多くの人に体感して欲しいと述べた。開催が9月という気候の良い時期であることや、入場無料であることから、来場者は、10万〜15万人を期待しているとのこと。
イベントの内容としては、走行エリアにおいて、日本のモーターススポーツ文化を感じさせる様々なモータースポーツ車両のデモンストレーション走行や、各カテゴリーの新旧モータースポーツ車両の展示、メインステージにてドライバーや関係者によるトークショーやステージイベントが行なわれる。また、プレイエリアには、小さな子どもも楽しめるアミューズメントスペースも設置され、ファミリーで楽しめる内容となっている。
走行・展示予定車両(一部)
記者発表会では、走行・展示を予定している車両の一部が画像で紹介された。(あくまでも予定で変更になる場合あり)