GARIT G4

360°全方向に効くスパイダーサイプを採用!

GARIT G4

 トーヨータイヤは、横方向の耐スリップ性能を大幅にアップさせた乗用車用スタッドレスタイヤ「GARIT G4」を2006年8月1日より発売すると発表した。発売サイズは40シリーズから70シリーズまでの全64サイズとなっている。

独自のスパイダーサイプで360°全方向に強力なグリップを発揮!

GARIT G4

横滑りの不安を解消する技術が満載!

 トーヨーの「GARIT G4」は、雪国のユーザーの約82%が感じている横滑りへの不安を解消するために開発されたスタッドレスタイヤで、キャッチフレーズはズバリ「全方向360°に効くスタッドレスタイヤ」だという。今回「GARIT G4」ではコーナーでの横滑りを始め、あらゆるシチュエーションで強いグリップを発揮させるために、多くの最新技術を投入したという。

 まず始めに注目したいのは六角形のサイプを中心に、様々な形状のサイプを組み合わせたトレッドパターンだ。スパイダーサイプと呼ばれる「GARIT G4」独自の六角形のサイプは加減速方向はもちろん、最大の目的である横滑りの抑制に対しても大きな効果を発揮する形状だという。

GARIT G4
サイプの横断面をジグザグにした3Dグリップサイプにより、ブロックの倒れ込みを防いで剛性を確保している。
GARIT G4
サイドウォールの構造を強化し硬いゴムを採用することで、コーナーリング時のふらつきを抑えることに成功した。
GARIT G4
社内のアイスコーナーリング評価では、従来品(GARIT G30)に比べて15%も高いコーナーリング性能を実現した。

数シーズン使っても性能が落ちない!

 このスパイダーサイプ以外にも「GARIT G4」では鬼クルミを始め、吸水カーボニックパウダーや高分散シリカをコンパウンドに配合してアイス路面でのグリップ性能を大幅に向上させることができたという。これらの最新技術のおかげで、アイス路面でのコーナーリング性能は従来品の「GARIT G30」よりも15%アップしたというのには驚きだ。

 さらに「GARIT G4」ではNEO吸水クルミックスゴムなどの採用により、数シーズン使っても新品時に近い性能を維持することにも配慮したのも見逃せないポイントだ。「GARITG4」は、どんな路面でもどの方向にも優れた性能を発揮する次世代のスタッドレスタイヤといえるだろう。

CMキャラクターはキャスターの宮川俊二さん!

CMキャラクターの宮川俊二さんと片岡社長が固い握手を交わす。GARIT G4もアイス路面をガッチリ掴んで離さない!?
 
GARIT G4