レガシィ アウトバック

アウトバック専用ユニット "2.5リッター" は秀抜

レガシィ アウトバック

 クロスオーバーAWDワゴンのアウトバックには、6気筒DOHCエンジンを積む3.0Rと4気筒SOHCエンジンの2.5iがある。どちらも魅力的だが、バランスの取れていると感じるのは4気筒エンジンを積む2.5iだ。きめ細かい改良を行ったSOHCエンジンは実用域のトルクが豊かで扱いやすい。4速ATとの相性もいいから、街中でもフレキシブルな走りを披露する。マイナーチェンジで可変バルブリフト機構(i−AVLS)を採用し、さらに良好な燃費と気持ちいい加速感を手に入れた。頑張らなくても、市街地走行では実用燃費10km/Lを難なくマークする。

レガシィ アウトバック
アウトバックにはSUVらしい雰囲気の専用フロントグリルが装着される。これだけで雰囲気がガラっと変わるから不思議だ。
レガシィ アウトバック
車高を上げただけで、落ち着いた雰囲気に変身したスタイリング。もともとプレミアム感に満ちた基本デザインだからこそできる芸当だろう。
レガシィ アウトバック
どっしりとした安定感、存在感、そしてたくましさを感じさせるリアスタイル。

アウトバックにしかない、おおらかな走りを

レガシィ アウトバック

 ストローク感たっぷりの穏やかな乗り心地も高く評価できるところだ。同乗者を伴ってのロングドライブでも疲れを誘わない。悠々と流すような走りではツーリングワゴンよりはるかに快適だ。レギュラーガソリンでいいのも、今の時代、大いに助かる。

レガシィ アウトバック
レガシィ アウトバック
レガシィ アウトバック

「Sスタイル」なら魅力的な装備があなたのもの!

 ベースモデルの2.5iで満足できるが、予算が許されるならメーカーオプション装着車の「Sスタイル」をおすすめしたい。自発光式のエレクトロルミネセントメーターやチルト&テレスコピック機構付きの本革巻きステアリング、マッキントッシュ・サウンドシステムなどが標準となる。

レガシィ アウトバック
"エレクトロルミネセントメーター" は高級感に寄与するアイテム。視認性の面でも優れており、装着されるメリットは非常に大きい。
レガシィ アウトバック
本革巻きのステアリングは、滑りにくく上質な運転感覚を実現する魅力的なアイテム。細かい点であるが、見逃せないポイント。
レガシィ アウトバック
レガシィならではの特典と言える "マッキントッシュ製オーディオ" のオプション。値段以上の音質を実現しているので、是非とも選びたい。
代表グレード
2.5i Sスタイル
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4730×1770×1545mm
車両重量[kg]
1440kg
総排気量[cc]
2457cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
177ps(130.18kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
23.4kg・m(229.48N・m)/4400rpm
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
13.0km/L
定員[人]
5人
税込価格[万円]
278.8万円
発売日
2006/05/24
レポート
片岡 英明

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達人プロフィール: 片岡英明
職業:モータージャーナリスト
学校の先生から自動車雑誌編集者経て、モータージャーナリストになったという異色の経歴を持つ。元教師ということもあり、分かりやすい評論に定評がある。さらに、クルマの細部まで見逃さない観察力はハンパではなく、徹底的に調べ上げてしまうほど。最新のクルマから、ヒ...