ルノーグループ2006年上半期販売実績

 ルノーグループは、7月6日、2006年度上半期の販売実績を発表した。

 ルノーグループは、欧州圏外で10.6%増となる36万4,371台を販売、ルノー、ダチア、ルノー三星自動車(RSM)の3つのブランドにより、引き続き世界市場での成長を続けている。2006年上半期、欧州圏外での販売台数は、グループ全体の販売台数の27.7%を占めた。

 2006年上半期、欧州市場での販売台数が7.6%減少したことにより、グループの世界販売台数は3.2%減の131万5,385台となった。これは世界市場のシェア4.1%に相当する。

 欧州では、「クリオ�(日本名:ルーテシア)」の成功により、クリオの販売台数は44.7%の伸びを見せた。販売台数24万5,695台で、小型セグメントの8.1%を占め、欧州において、このセグメントは、最多販売車となっている。新バージョンの「ルノースポール」は、2006年5月から販売されている。

 なお、ロガンの販売台数は世界レベルで倍増し、ほぼ12万4,000台に達した。(ルノー及びダチアブランド)。

 ルノーは今年の初めから展開している戦略を下半期も継続するとのこと。欧州では、最も収益性の高い市場部門を優先しながら、選択的な販売戦略を引き続き行っていく。欧州圏外では、ルノーブランド、RSM、急成長を続けるロガンの貢献により、ルノーグループは成長を続ける見通しである。
 なお、ルノーは本国において、9月のセニック マイナーチェンジ、続いてトラフィックとマスター マイナーチェンジ(日本未発売、商用モデル)し、年末には数カ国でロガンステーションワゴンの各モデルの発売が予定されている。