フォルクスワーゲン グループ ジャパン は、2005年1月から施行された自動車リサイクル法に基づき、2005年度(2005年4月1日〜2006年3月31日)のASR・エアバッグ類・フロン類の特定再資源化等物品3品目について、再資源化状況等の実績を公表した。

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、ユーザーから預託を受けたリサイクル料金によって、自動車の3品目の適正処理・再資源化に関わる業務を行っている。

 その結果、2005年度はASR引取り量が2,773.5トン(引取り台数1万4,654台)、うち1,705.2トンを再資源化した。ASR再資源化率は55.4%%となった。さらにエアバック類の引取りは、7,446台(2万3,544個)で、再資源化率は93.5%となった。フロン類については、1万3,349台のうち、4,320kg処理を行った。

 なお、特定三品目の再資源化等に要した費用の総額は、2億648万5,000円で、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金の総額は、1億9,781万5,000円、全体収支は、867万の赤字となった。