エンジン一新でパワーUP
BMWは、BMW X３のニュー・モデルを本国で発表した。これまで以上にパワフルで効率的な最新のエンジンや４輪駆動システムを搭載し、俊敏性、動力性能ともに向上したという。
搭載されるエンジンには、新世代型の最高出力272psを発揮する３リッター直列６気筒ガソリン・エンジン、最高出力218psの2.5リッター直列６気筒ガソリン・エンジンと、最高出力286psを誇る３リッター直列６気筒ディーゼル・エンジン、重量が最適化された最高出力218psの直列６気筒ディーゼル・エンジンが用意された。
２種類のガソリン・エンジンには、マグネシウム−アルミニウム複合材料製クランクケースを使用し、バルブトロニック、ダブルVANOS、電動式ウォーターポンプが装備された。
３リッター直列６気筒ディーゼル・エンジンには、クランクケースにアルミニウムを使用し、ピエゾ式インジェクターを内蔵したコモンレールタイプのインジェクション・システムを採用し、さらに、可変式ツイン・ターボ・チャージャー、微粒子フィルター、酸化触媒コンバーターを装備している。
また、BMW独自の開発によるインテリジェントなフルタイム４WDシステム「ｘDrive」を採用したことも、ニューX３のハイライト。フロント及び、リア・アクスルヘのトルク配分を可変制御する画期的な機能を内蔵しているという。
エクステリアは、新デザインのヘッドライトとテールライト、ボディカラーと同色に塗装された大型バンパーを採用し、躍動的なスタイルとなった。
また、インテリアにおいても、メータ−パネル、ステアリングホイール、センターコンソール、シート、ドアトリム、収納部、ルーフライニングなど、広範囲にわたってデザイン変更されている。
