新色のクリアブルークリスタルメタリック(写真)を始め、ボディカラーは全部で8色を用意。全車プレミアムクリアコートを採用し、深みのある光沢で質感の高さを感じさせる。

横長でシャープなイメージのテールランプを採用する。フロントから流れるようなラインと全高の低さが爽快な走りをイメージさせる。

内装色はレッドとブラックの2色から選択可能。最上級グレードのRSリミテッドはMOMO製のステアリングを装備する。メーターはダイハツの軽自動車としては初の自発光式を採用。

前後シート間の距離は、コンパクトカー並の860mmを確保。そのため大人4人でも足元のスペースに窮屈さは感じられない。またローフォルムながら頭上空間も十分確保されている。

ナビの画面は見やすい位置に配置され、エアコンのスイッチも大きく扱いやすいもの。全車インパネシフトが標準で、RSリミテッドは7速マニュアルモード付きとなる。

大型のグローブボックスを始め、小物入れは豊富に用意されており、日常の使い勝手はバツグンだ。さらにキーフリーシステムは全車に標準装備され、高級感をアピールする。

ムーヴでもおなじみのレーダークルーズコントロールは、RSリミテッドにオプションで装着可能。ロングドライブでも疲労感が少なく快適に過ごすことができるアイテムだ。

新開発のターボエンジンとCVTは非常に軽量&コンパクトなもの。パワフルで滑らかな加速と、優れた燃費性能を両立している。

軽自動車の新ジャンルを開拓した

 ムーヴやタントなど好調な販売を続けているダイハツ。最近の軽自動車マーケットでは、これらのトールワゴンフォルムが定番ともいえるスタイルとなっている。このダイハツ ソニカは、それらのトールワゴンとは一線を画すロー&ロングフォルムを持つ、新しいジャンルの軽自動車だ。

 ソニカは自分らしさや2人の時間を大切にする「フリースタイルカップルズ」をターゲットに、走りの質感アップを目指して開発されのが最大の特徴といえる。また全車ターボ&CVTを標準装備し、ロングドライブも余裕でこなすパワーと低燃費を両立したのも見逃すことのできないポイントだ。

ローフォルムスタイルで爽快な走りをイメージさせる

 ソニカのエクステリアは低く流れるようなラインで構成され、安定感と走りの良さを感じさせるもの。全高は1470mmで、これは4人乗りの軽自動車のなかではイチバン低いという。それでいて2440mmものロングホイールベースと軽自動車トップの室内幅(1320mm)のおかげもあり、室内の空間はとても広く、大人4人で乗っても窮屈な感じは全くないパッケージングはさすがといえる。

 ソニカのインテリアはとてもすっきりした印象で、これも広々感の演出に一役買っているといえる。左右のドアトリムへ連続的につながるカーブを採用し、適度な包まれ感もある。またナビの画面は高い位置に装着されるのでとても見やすく、エアコンなどの操作パネルも大きなスイッチを採用してるので扱いやすい。さらにインパネシフト(RSリミテッドはマニュアルモード付き)を採用したため、左右のウォークスルーも楽にこなせる使い勝手の良さもソニカの魅力のひとつといえる。

新開発CVTで燃費と走りの質感を実現した

 ソニカのグレード構成は全部で3タイプというとてもシンプルなもの。そしてそれぞれにFFと4WDが用意され、全車ターボ&CVTとなっている。エンジンはエッセのものをターボ化した新開発のものを採用する。これは低回転から太いトルクを発生するセッティングが与えられ、街中でのきびきびした走りと高速走行も余裕でこなすパワーを発揮するという。

 さらにミッションは世界初の「インプットリダクション方式3軸ギアトレーン構造」を持つCVTを採用。これは非常にコンパクトなのが特徴で、軽自動車には最適なミッションだという。このエンジンとCVTのおかげでターボ車としてはトップの低燃費を実現しただけではなく、力強う以下速とスムーズな走りをTに入れることに成功している。トールワゴンタイプが主流の軽自動車マーケットに新ジャンルを開拓したソニカだが、優れたパッケージングと質感の高い走りでユーザーを引きつけるのは間違いなさそうだ。

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代表グレード
RS
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3395×1475×1470mm
車両重量[kg]
820kg
総排気量[cc]
658cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
64ps(47kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
10.5kg-m(103N・m)/3000rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
23.0km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
134.4万円
発売日
2006年6月19日
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