ダイハツは、自動車リサイクル法に基づき、2005年度における使用済自動車のASR、エアバッグ類及びフロン類の再資源化等の実績を公表した。

 ASRでは、19万台の使用済自動車から2万トンを引取り、1.1万トンを再資源化。再資源化率は56%となり、昨年度に比べて7%向上した。
 エアバック類では、1万4千台の使用済自動車に装備されていた2万7千個について、車上作動もしくは回収、再資源化施設への投入により再資源化を実施し、回収での再資源化率は93%となり、法定基準の85%を達成した。
 フロン類については、13万台の使用済自動車から41トンを引取り、適正に破壊処理を実施したとのこと。

 以上の特定3物品の再資源化等に要した費用総額は、ダイハツ内のシステム関連費、専任人件費を含み10億5,568万円だという。一方、資金管理法人から払渡を受けた預託金総額は9億9,321円で、全体収支は6,247万円の赤字となったとのこと。