本番寸前!不安だらけの東南アジア選手権(SEAラリー)!!

    東南アジア選手権のチャンピオン。マレーシアのサラディン選手
  

一生懸命働いてくれた人には心からのお礼を!!

 作業を開始すると、あららら? 出来なそうかな?と思った人が、予想以上にキビキビ動くじゃないの!指示する内容を的確に素早くこなして行く。国沢カントク、良い仕事する人が大好きであります。空気圧チェックのためタイヤ屋さんまで移動する際、ラリーカーの隣に乗せてあげました。意外かもしれないけれど、サービスやっている人って当然の如くラリー好き。けれどラリー車に乗る機会など”ほぼ”無しいらしい。「それじゃ」と昨年オーストラリアのテストディで、サービスクルー全員ナビシートに乗せて上げたところ、気難しい顔してたサービスの人も(オーストラリア人であります)大喜び!その日から素晴らしいチームになりましたね〜。今回も「隣に乗って行く?」と聞いた途端、満面の笑み。人の笑顔、いいもんです。

準備・整備・車検はオールクリア!あとはチームが心配だ・・・

 一生懸命作業してくれたおかげで、準備も整備も車検も全く問題なくクリア!いよいよラリーだ!エントリーリスト見ると、アキと同じ『N4クラス』(排気量2リッター以上のグループN。事実上、インプレッサとランエボのみ)は5台と少ないものの、レベル高い。東南アジアのトップラリーストであるマレーシアのサラディン選手(昨年の東南アジアラリー選手権チャンピオン)に、タイ期待の若手ナラサック選手、バリバリのランエボを駆るウィッタヤ選手、そしてタイのお金持ちで、本格的なインプレッサに乗るミーチャイ選手といったメンツ。私らのチーム、ドライバーがデビュー戦の上、しかもラリー車は「事実上ノーマルに安全装備だけ付けただけ」のインプレッサときた。「めちゃくちゃ遅かったらどうしょう」とカントクはホンキで悩む。

本番寸前!不安だらけの東南アジア選手権(SEAラリー)!!
本格的なグループN仕様のランエボ