欧州で支持され続ける実力
ルノーを代表するコンパクトカーのルーテシアはルノー5の歴史を受け継ぐクルマで、今回のモデルはルーテシアになって3代目に当たる。初代モデルが400万台、2代目モデルは484万台を販売した実力車種だ。初代モデルとこの3代目モデルはヨーロッパでカー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
ルノーと日産が提携していることもあってプラットホームは日産のマーチなどと共通のものを採用するが、クルマ自体は全く別のクルマに仕上げられている。
ボディサイズは従来に比べてひと回り大きくなり、全幅が1720mmに達したため日本では3ナンバー車として登録されることになる。ホイールベースが100mm延長したこともあって室内空間は従来に比べて大きくなった。
外観デザインはいかにもルノーらしいもの。フロントグリルなどのデザインはルノーを象徴するものだし、リヤのデザインもメガーヌなどを連想させるものとされている。ボディカラーは標準色が6色、注文生産色が7色の合計13色も用意されている。ルノージャポンでは各色ごとに異なる仕様の特別仕様車を毎月発表していくという。