レッキはドライバー＆コ・ドラ、二人の息が合ってこそ！
本番レッキの前日（木曜日）にレッキの練習をする。一応日本で簡単なレッキの仕方を教え、新美と練習したようだ。果たしていかに？ ちなみにレッキとは「下見走行」のこと。本番前に２回コースを制限速度以下で走り、コースの状況を読み上げコ・ドラにメモしてもらう（ペースノートと呼ばれる）。こいつを本番で読み上げ、フルアタックするワケ。ペースノートはコーナーの曲がり方と、コーナーとコーナーの距離が基本内容。コーナーは『１』（サイド引いて曲がる鋭角ターン）から『９』（全開で曲がる緩やかなコーナー）。それに『ギャップ』や『ジャンプ』『ラフ』『アーリーブレーキ』といった注意点を加えて行く。私がシモーヌちゃんとギグニーちゃんから教えて貰ったオーストラリア流であります。
本番レッキまで練習あるのみ！！
当然の如く最初はメロメロ。そりゃそうだ。道の描写など誰だってやったことないもの。私も３戦目の北海道で何とか解ってきたくらい。とりあえず経験だ、とノート作りを開始。嬉しいことにペースノート作りの練習出来る砂利道は多い。やがて４回くらい走れば、まぁまぁ使えるノートを作れるようになった。加えて今回のラリー、ゴール地点が少し違うだけのＳＳ多く（ゴール地点を変えれば違うコースになる、というローカルルールなんだと思う）、レッキも事実上４回走れるのだった。タイは新米ラリードライバーにとっちゃ天国か？ しまいにゃ走りの練習まで出来るような場所まで発見（子供がバイクの練習をしてたので聞いたら私有地。走ってもいいよと言われました）したりして。いよいよ明日は本番レッキであります！
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