環境負荷低減への取り組みを強化

 ホンダは5月17日に2006年央記者会見を行い、同社社長である福井氏は環境負荷低減への取り組み強化などについて発表した。

 ホンダは、「喜びを次世代へ」という考えのもと、CO2の排出低減を主眼においた環境負荷低減への取り組みをさらに積極的に進めるという。

 2009年には燃費技術のさらなる向上と大幅なコストダウンをはかり、「シビックハイブリッド」よりさらに低価格の新型ハイブリッド専用車を発売する予定。
 生産は鈴鹿製作所でハイブリッドユニットを含めて行い、販売は北米での10万台を含め、全世界で年間約20万台を見込んでいる。

 また、現行のディーゼルエンジンをベースに、クリーン性能をさらに高めた次世代型の4気筒ディーゼルエンジンを開発中。このエンジンは、ガソリン車と同等のNOx排出レベルが求められる厳しい米国の排出ガス規制「Tier2 BIN5」をクリアする能力を持つという。
このクリーンエンジンは3年以内に投入予定。