予約や貸し出し・返却も簡単

 スズキは、カーシェアリング(車両共同利用)システムに対応した「スズキ ワゴンR カーシェアリング専用車」を、4月6日より全国一斉に発売開始した。
 なお、このモデルはカーシェアリング事業者向けの受注生産となる。

 カーシェアリングとは、少数の車両を多数の利用者で共同利用するシステムで、特に都市部における渋滞、排気ガス、駐車場不足等の問題改善を図ることができる。
 スズキでは、2004年よりカーシェアリング事業者向けにカーシェアリング専用車を設定、発売している。

 今回発売された「スズキ ワゴンR カーシェアリング専用車」は、ワゴンRの「FX」をベースに、個人認証を行なうためのICカード読込装置や、総合管理センターと通信するための通信機等の装置が搭載されている。
 これにより、利用者は、カーシェアリング事業者と利用契約を結んだ上で、必要なときにパソコンや携帯電話等からインターネットを介しての車両の予約や、ICカードを使用しての貸し出しや返却が無人で行なうことができるという。

 ボディカラーには、“スペリアホワイト”と“レイクブルーメタリック”を設定。

 価格は、2WD車が153万6,150円、4WD車が165万3,750円。