4月4日、東京都中央区京橋にあるブリヂストン本社ビルにて、「第3回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール表彰式」が行なわれた。このコンクールは、ブリヂストングループの環境に対する取り組みの一環として2004年より始められ、“子供たちの目に映っている大切な自然を再確認し、それを未来の地球のオーナーとなる子供たちにしっかり残すことが現在の大人の責任である”という考えのもと実施されている。
 第3回コンクールのテーマは「いきものの いる ふうけい」。

受賞作品101点がデザインされた「F-Cell」を披露

ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン

 会場には、昨年より4,000以上多い11,261点の応募(実施期間:2005年12月1日〜2006年1月15日)の中から厳正な審査により選ばれた受賞作品101点が展示された。
 表彰式では、受賞作品101点の中からさらに選ばれた審査員特別賞の5作品と、応募の多かった上位5団体への団体賞が表彰された。

ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
展示された受賞作品は、どれも個性的で素晴らしい作品ばかり。
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
審査員特別賞受賞5作品。
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
荒川社長と笑顔で握手をする受賞者。
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
コンクールに多数応募し団体賞を受賞した、上位5団体の代表者と荒川社長。
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
 中でも一際目立っていた、千葉県の小池 美樹(こいけ みき)さん(左側の写真の受賞者)の作品「鳥とファルコンアレキサンデリー」。美樹さんの好きなジャングルの風景とオウムを描いたという。
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
 美樹さんの作品を選んだ審査員であるブリヂストン美術館館長 富山 秀男氏は、“小6の絵とは思えないほど飛びぬけて上手。どこまで一人で仕上げたか今でも疑うくらい、大人顔負けの技術。”と大絶賛。

 表彰が終わると、受賞作品101点がデザインされた、未来のエコカーの一つであるダイムラークライスラー社の燃料電池自動車「F-Cell」が披露された。
 車体で一番目立つボンネット部分には、審査員特別賞の5作品が配置されている。

ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン
 受賞作品を「F-Cell」にデザインした、審査委員でもあるドーン・デザイン研究所所長 水戸岡 鋭治氏。水戸岡氏は、JR九州の新幹線などのデザインも手がけている。

審査員特別賞を受賞した、小池 美樹さんに直撃インタビュー

 この春から中学生になる美樹さん。突然のインタビューに緊張ぎみなものの一生懸命応えてくれました。

ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール!エコカーに受賞作品をデザイン

 黒のバックに鮮やかな色のオウムが印象的なこの作品。“初めはバックの色を緑にしようと思ったけど、オウムが目立つかなぁと思ってバックを黒にしました”とのこと。週1回の図工の授業で描き、トータル10時間かけて仕上げたという。今回の受賞に付いては、“こんなに大きな賞は初めてで驚きました。とても嬉しいです。”と喜びを語ってくれた。尊敬しているアーティストは「ゴッホ」とのこと。

エコ絵画がデザインされた「F-Cell」を見に行こう!

 受賞作品がデザインされた「F-Cell」は、今後ブリヂストンのコーポレートミュージアム「ブリヂストンTODAY」(東京都小平市)にて、また6月初旬からはブリヂストン本社ビル1Fのコミュニケーションスペースにて展示される予定。

ブリヂストン本社ビル
東京都中央区京橋1-10-1
ブリヂストンTODAY
東京都小平市小川東町3-1-1

( 写真:CORISM編集部 徳田透・原直美/レポート:CORISM編集部 原直美 )