フォード・フォーカスFFVのインフラ構築に向け一歩前進
フォード・フォーカスFFVのインフラ構築に向け一歩前進

                

フォード・フォーカスFFVのインフラ構築に向け一歩前進

英国のスーパーマーケットでバイオエタノール燃料の取り扱いを開始

 欧州フォードは、フォード・フォーカス・フレキシブル・フューエル・ビークル(FFV)のインフラ構築に向けた取り組みを行っており、2006年3月16日より、スーパーマーケット「Morrisons」10店舗でバイオエタノール燃料の取り扱いが開始された。価格は1リッター当たり84.9ペンスで、無鉛ガソリンより安く設定されているという。

 フォード・フォーカスFFVは英国で初めて発売されたバイオエタノール車で、混合比率を問わず、同じ燃料タンクで通常のガソリンと併用することが可能な上、再生可能な燃料である。

 また、バイオエタノールから排出される二酸化炭素(CO2)の量は、バイオエタノールの製造に使用される小麦や甜菜が発育の過程で吸収するCO2の量にほぼ相殺される。

 バイオエタノール供給スタンドのうち、5ヶ所はフォード・フォーカスFFVの販売台数が最も多いサマセット州で販売が開始され、残りの供給スタンドはイーストアングリア地方のノーフォーク州に3ヶ所と、サフォーク州に2ヶ所が設置される。