トヨタ エスティマ
トヨタ エスティマ

センターメーターを見慣れた今となっては、オーソドックスとも言えるインストゥルメントパネル。ただ質感の高さは第一級で、高級車然とした落ち着きを感じさせる。先代も高いレベルだったものの、確実な進化である。

トヨタ エスティマ

歴代、エスティマのメーターは個性的であるが、新型はさらに上をいく! スピードメーターを中心に、文字盤を3層配置。これにより奥行きのある立体感を演出し、未来的な印象を与える。もちろんセンター配置&オプティトロン(蛍光管発光)という点は先代から踏襲している。

トヨタ エスティマ

先代のガングリップタイプに代わりゲート式インパネシフトが採用された。また全車にシーケンシャルシフトがおごられ、スポーティな走りを存分に楽しむことができるだろう。

トヨタ エスティマ

1列目シート

トヨタ エスティマ

2列目シート

トヨタ エスティマ

3列目シート

スタイル インテリア 走り&メカニズム

 新型エスティマのインテリアはますます魅力的なものになった。まずはホイールベースの延長による室内空間の拡大が大きなポイント。これまでのモデルではアルファードに比べて狭いという指摘もあったが、今回のモデルでは室内長が大きく拡大された。

 インパネ回りのデザインはかつてのモデルほど斬新なイメージを与えるものではなくなったが、大きなグラフィックで描かれるメーターパネルなど、先進性を備えたデザインであるのは変わらない。

 インテリアの仕様は極めてラグジュアリーなものになる。7人乗り、8人乗りともゆったり座れるシートが用意されるが、特に独立したキャプテンシートの7人乗りが豪華なイメージ。電動格納機能も設定される3列目のシートを床下に収納して2列目のシートを後方までスライドさせると、リムジンのような広い空間が生まれる。

 ラゲッジスペースは3列目シートを使った状態なら床下に大きな収納ボックスがあるし、そこに3列目のシートを収納すれば、フラットで広々としたラゲッジスペースが作れる。3列目のシートは分割可倒式なので、アレンジによって自在な使い勝手を実現できる。

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代表グレード
2.4X
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,795×1,800×1,730
車両重量[kg]
1,770
総排気量[cc]
2.362
最高出力[ps(kw)/rpm]
170(125)/6.000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
22.8(224)/4.000
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
11.4
定員[人]
8
税込価格[万円]
266.7
発売日
2006年1月16日
レポート
松下 宏