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こちらはチーフデザイナーの竹屋氏。その斬新なエクステリアについてはもちろんのこと、インテリアについても“広さ以上につつまれた感じ”にしたと語った。
こちらはプロジェクトマネージャーの岩男氏。2002年に先行試作車を完成し、その時点で“このクルマは必ずいいクルマになる”と実感したという。また、デザイン成立のためにガラスの試作を何度も繰り返したとのこと。特徴的な丸みをおびたガラスを作るのは大変で、さらに、湾曲ガラスを綺麗に拭けるワイパーの開発もまた難しく、ガラスとワイパーの開発に１年も費やしたと語った。
写真の様に、二つに割って断面が見れるようになっている車両も展示され、滅多に見れない部分を見ることが出来た。説明しているのは、プロジェクトマネージャーの岩男氏。 最後に、実際にＴＶで流れるＣＭが放映された。真っ白な空間に「ｉ（アイ）」が縦横無尽に走っているというシンプルなもので、風のように変わる視点でエクステリアの美しさを見せている。BGMはこのCMのために松任谷由実さんが書き下ろしたもの。また、CMには松任谷さんのナレーションも入っています。
発表会が終わると、「ｉ（アイ）」がずらりと並べられた２Ｆの展示場へ。発表されたばかりの「ｉ（アイ）」の革新的なデザインや構造を、隅々まで見たり撮影したりと沢山の人でにぎわっていた。
中でも興味深かったのが、衝突安全強化ボディを示す前突試験車。ごらんの様に前方部分がグシャッといってるが、フロントクラッシャブルゾーンが効率的に衝撃を吸収して、居住空間の変形を抑えて乗員の安全が確保されるとのこと。
三菱「ｉ（アイ）」の魅力が存分にみることができた発表会。あたり前かもしれないけど、沢山の人の人がこのクルマをつくるのに関わっていて、沢山の人の思いが詰まっているんだなぁと実感した。個人的には、価格は少々高くても斬新なデザインと居住性、さらに衝突安全性を兼ね備えた「ｉ（アイ）」は魅力的。顔のかわいさはきっと女性に好評を得ることだろう。 ( CORISM編集部／自動車流通研究所 スタッフ：原 直美 ) |
