こんな時代の節約カーライフ知恵袋! ドライブから愛車の売却までのオトクな裏技教えちゃいます
マイカー売買のウラ技編
営業マンがノルマに追われる毎月20〜25日が勝負だ!!
どうせ買うならなるべく安く買いたい!とっておきのマル秘テクニック
 同じクルマなら、なるべく安く買えた方がイイですよね? じゃあ、どうしたら安く買えるのか? そこで今回から、特に「新車ディーラーでの商談が初めてでよくワカラナイ…」っていう“新車購入ビギナー”向けのテクニックをいくつか紹介しよう。

  まず、1年の中でクルマが一番安く買える可能性が最も高い時期は3月ですっていうのは以前にやりましたよね?( >>詳しくは )いわゆる年度末の決算期ってヤツだ。とにかくこの時期、ディーラーは必死です。メーカーとの契約台数(ノルマ)を満たさなければならないですからねー!! この辺の裏事情をカンタンに説明すると、いわゆる“新古車”(←厳密にはこういう表現は禁止されています!!)なんていうのは、ノルマを達成するために一度ディーラー名義にして、帳簿上販売したことにするから発生する。この在庫車がたくさん市場に発生するのが3月なのだ。そんなこともあって、なるべく安くクルマを買いたいなら3月に勝負に出ることをオススメしたい。

  「そんな3月までなんか待てないよぉー!!」っていうせっかちな方は(苦笑)、いわゆる月末に勝負を挑むとよい。カレンダーでいうと、だいたい毎月20日〜25日の間が勝負だ!! 営業マンも店舗にもノルマってものがあり、月末になるとノルマを達成するためにディーラーは殺気立っている。そこで、ホット客(購入見込み客)にはいつもの値引きより、多少オーバーしてでも売りたいと思っている。

  ココでひとつ注意したいのは、月末は時間がないので、ちょっと変わったディーラーオプションや特殊なボディカラーなどは諦めることが前提。というのも、当然ながら「月内に登録できるクルマであること」が、ディーラー側にとっては最重要。ディーラー側はとにかく「その月のノルマをなんとか達成したい」という意識が働くから、ディーラー在庫(スグに登録できるクルマ)の中からでないとスペシャルな値引きは期待できない。つまり、スペシャル値引きを期待するならばディーラー在庫車の中から選ぶということになる。
【文/コリズム編集部・編集長 大岡智彦】