東京モーターショー記念トミカ トヨタ マークX

親子で楽しめるのも東京モーターショーの魅力だ!

 21世紀になって最初に開催された東京モーターショーは、今から5年前の2001年の10月。この第35回ショーの会場で、トミーは『東京モーターショー開催記念トミカ』を発売している。その第5弾が発売された。

 オートバイと部品を展示している北ホールの2階にトミカコーナーがある。千葉市内の園児が描いた作品を並べた「幼児くるま絵画展」の隣だから分かりやすい。ここは子どもから大人まで楽しめるミニカーの楽園だ。入り口付近には歴代のトミカがきれいにディスプレイされている。ボクのように、懐かしさに打ち震えちゃうオジさんも多いはずだ。

 もうひとつの魅力、それは東京モーターショー開催記念トミカとラジオコントロールカー『エアロアールシー』を販売していることである。
 
 東京モーターショー記念トミカは自動車メーカー1社につき1台だ。ワンセット9台を発売した。トヨタはマークX、日産は2代目のウイングロード、ホンダはオデッセイが選ばれている。マツダはRX−8、三菱はグランディス、スバルはR1、スズキはアルト、ダイハツはムーヴカスタムと、個性派ばかりだ。そして光岡は、最新作のビュートを記念作品にした。モーターショー記念トミカは、ボディサイドやボンネット、ルーフなどにイベント名が印刷され、ボディカラーも専用だ。1台ずつバラ売りしており、価格は消費税込みで525円。セット販売だと箱入りになる。

 東京モーターショーは11月6日まで、幕張メッセで開催中だ。クルマだけじゃなく、トミカコーナーやグランツーリスモ4試乗体験アリーナも見てほしい。親子で仲よく楽しめるはずである。

東京モーターショー記念トミカのパッケージ。

トミカ東京モーターショー記念パッケージ

 パッケージはスタンダード・トミカと同じサイズ。だが、東京モーターショーのシンボルマークにアルファベットの文字が入る専用の箱に入れている。下は9台をセットにした東京モーターショー記念トミカのパッケージ。

9台すべてが特別仕様のトミカ東京モーターショー記念ミニカー

9台すべてが特別仕様

 乗用車を生産している日本の自動車メーカーを対象に、1社に1台を選んだ。9台すべてを特別仕様に仕立て、専用のボディカラーを採用している。ボディにはアルファベットの文字とショーのシンボルマークが描かれた。

ロゴ、縮尺は車種により異なる。

縮尺は車種により異なる

「TOKYO MOTOR SHOW2005」の文字やシンボルマークなどの位置は、クルマによって異なる。縮尺は軽自動車が57分の1、セダンが61分の1、ミニバンが64分の1程度。コンパクトなR1は56分の1スケールだ。

特注トミカに近い!

東京モーターショー記念トミカ トヨタ マークX

 トヨタの最新作となったのは、人気の高いマークX。専用カラーのブルーメタリックに塗られ、ボンネットには東京モーターショーの文字やシンボルマークが入っている。全体のイメージはイベント向けの「特注トミカ」に近い。