高いクオリティのインテリア
インテリアはオーソドックスなデザインだが、クォリティの高さに徹底してこだわり、大人のムード、プレミアム感の演出にも力を入れている。ドライバー中心のデザインを採用し、ステアリングの前にはLEDが発光する2眼メーターを据えた。立体感のある文字盤に、白色LEDや淡い青色光が映える。また、任意に設定できる車速、回転数インジケーターを装備した。ATのパドルシフトを備えた本革巻きステアリングは、チルト機構に加え、テレスコピック機構を装備する。主力モデルは電動だ。ステアリングの左側にはプッシュ式のエンジンスターターがある。
センタークラスターはナビシステムを中心としたレイアウトだ。7インチのHDDナビを標準装備し、バックモニターも内蔵した。エアコンはマルチモード式で、花粉除去モードもある。オーディオは標準がパイオニア製、マークレビンソンのプレミアムサウンドシステムはオプション設定だ。
運転席と助手席には8ウェイパワーシートを採用した。スライドとリクライニング、ハイト機構に加え、ランバーサポートも装備する。意外にも着座ポイントは高めだが、大きなサイズでホールド性も良好だった。リアシートはまずまずの広さだ。足元スペースはそれなりだが、頭上空間はあまり余裕がない。トランクも不満のない広さを確保している。開口部が広く、形状もいいので荷物を積みやすい。