05フランクフルト・モーターショーレポート! サーブ 9−5

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05フランクフルト・モーターショーレポート! サーブ 9−5

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 サーブの9-5は2006年モデルへの移行にともなって、一新された。セダン、スポーツコンビ(エステート)ともに外観ではAピラーを前方に傾斜させ、2003年の東京モーターショーで世界初公開されたサーブ9Xの翼を意識したフロントマスクをデザインモチーフにして変更、今後新たにリリースされるモデルは同じような方向性でデザインされていくという。同時にインテリアは黒を基調にかなりスポーティな印象とされ、ダイヤル類やステアリングホイール、コントロールパネルなどのデザインはシンプルでモダンになった。
 そして今回、もっとも注目は、3つの燃料に対応したターボエンジンラインアップ。これまでのディーゼル仕様やガソリン仕様に加え、エタノール(85E)+ガソリン仕様のバイオパワーユニットを加えた。ガソリンだけに比べ30psも出力が向上し、180psを計上するというが、スウェーデン国内に限っていえば、9-5の顧客の45%がこのエンジンを選ぶとサーブは予想している。さらに、あわせてフラッグシップのエアロ・グレードに搭載される2.3Lターボも10psアップされ、260psまで最高出力が高められた。サスペンションのセッティングも改良されたという。