フランクフルトモーターショー総力特集

ミニのブースには、1960年にデビューしたモーリス・ミニ・トラベラー、そしてオースチンセブン・カントリーマン(リヤまわりに木枠がついていた)の誕生45周年を記念したミニ・コンセプト・フランクフルトがディスプレーされ、大きな注目を集めていた。

フランクフルトモーターショー総力特集

欧州で販売されているスモールSUVのダイハツ・テリオス。フランクフルト・ショーに出展されたDコンパクト4×4というコンセプトカーが、その次期型となるのは疑いないところだ。2008年までに100万台以上の販売台数達成を目標とするダイハツは昨年、全世界で82万台を売ったが、欧州市場では3万2000台と低調。

フランクフルトモーターショー総力特集

欧州で販売台数を伸ばしている(特にロシアで好調)三菱自動車は、フランクフルト・ショーの場で、コンセプトスポーツバックを披露した。現段階ではコンセプトカーだが、このコンセプトスポーツバックはダイムラークライスラーと共同で進めている次世代のグローバルプラットフォームを採用している重要なモデルだ。

フランクフルトモーターショー総力特集

 ルノー・クリオの3代目がフランクフルト・ショーに数多く出されていたが、その中で一際目を惹いたのが、クリオ・ルノー・スポール・コンセプトであった。フロントのエアインテークグリル、18インチホイール(タイヤは245/40R18)、エアアウトレットが設けられたフロントオーバーフェンダー、コンペティションモデルを意識したディフューザー形状のリヤバンパーなど、ロードゴーイングスポーツに相応しいアグレッシブなスタイルがそこには表現されている。

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