「日本車って優秀」

過去に18万km走行の平成7年式三菱ミニカ4WD(AT)を足に乗っていた時期もありました。エンジン、AT、エアコン、パワステ、オーディオ、すべて問題なし。強いて不具合を上げるなら、リヤドアの三角窓が割れていたくらいかな。
(交換せずテープで補修のまま使用)

同乗した友人の感想は「日本車って優秀」

やがて乗り換えに伴い、ある中古車屋に引き取られていきましたが、
その後は・・・・。(謎)

逆に、走行2万kmの軽自動車を仕事で引き取ってきたとき、道中でタイミングベルトが切れたことがありました(終了)
原因は乗っていなさすぎによる、ベルト部品のゴムが硬化していたためでした。
そのクルマの前オーナーは高齢の方で、ほとんど乗らずに軒下に停めたままだったそうです。

法人上がりのクルマは美味い

別に好んで走行の多いクルマに乗っている方はいないと思いますが、
色々な諸事情であえて乗っているオーナーさんも多いはずです。

自分の経験からも、走行距離だけがクルマの寿命のすべてではないと実感します。ノーメンテの走行少ないクルマよりも、マメに整備している過走行車のほうがはるかに調子が良いという事例は良くあることです。

お客を乗せるタクシーなどは、厳しい定期点検が義務付けられていますので、意外と程度の良いクルマは多いですね。
シートなどの消耗品は多少ヘタリはしますが・・・。

同じように、リースアップやレンタカー上がりのクルマなども、距離の割りに程度が良い車がよくあります。
しかし中古車としては好条件なものの、上級グレードが少ないということや、外装色はあまり選べない、クルマによっては指定色(会社などの専用のカラーリング)や看板跡などの問題があるのも事実です。

過去、某レンタカー会社にはスカイラインGT−Rが用意されていましたが、
レンタカー上がりになる前、見事に全損。

しかも2台導入で、2台共。

( つづく )

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