なんじゃこりゃ! バイク急便のシミュレーター(それもフリーソフト)の登場だ

こんなに面白いゲームがタダ。思わず会社で遊びたくなっちゃう(爆)

なんじゃこりゃ! バイク急便のシミュレーター(それもフリーソフト)の登場だ

 それはそれは、ゲームショウの取材日のことでした。「何か面白いネタはないのか」と幕張メッセをふらつき歩くおいら達(メンバーは、編集担当のカンマニ、ゲームの達人・ポルノ鈴木、そしてカメラマンの阿部ちゃん)。いやはや、ないのよ。そんなに良い塩梅に面白いゲームが。だって、ゲーム業界の裏にも表にも通じているポルノ鈴木氏がコーディネートしてくれるのだもの。コーディネートはこーでねぇとって感じで、問題なく取材をこなしているおいら達。

 そんな時でした。一同の足が止まり、開いた口があんぐりと開いたままになってしまった瞬間は。

 だってですよ、会場にポツンとおかれたバイク便のバイク。それも本物。あり得ません、こんなこと。藤崎詩織(『ときめきメモリアル』)のコスプレイヤーがいたり、リリ(『鉄拳5』)がいたり・・・(以下、自主規制)はしたのですけれど、バイクなんて止まっていませんでした。それもバイク急便のバイクなんて。だいたいさぁ、バイク急便のモノホンのバイクなんて幕張メッセに展示されたことなんて、今までないでしょう。

 で、そのバイク。『東京フレンドパーク』のゲームみたいに、ゲームにつながれてるんですよ。当然っていえば当然なんですけれど。当然なんですけれど、ビックリですよ。あなたバイク急便シミュレーターですよ。

それも、フリーソフトだ。ゲームショウにフリーソフトが出たことあったの?

なんじゃこりゃ! バイク急便のシミュレーター(それもフリーソフト)の登場だ

 さてさて。こいつがどんなゲームかっていうと、プレイヤーがバイク便のライダーとなり、街中で起こる様々な障害を回避して規定時間内に目的地まで到達することを目指すものなのね。でもって、このゲームは運転の上手さを競うのではなく、いかに周囲の状況を把握して、その情報を利用するかを競うことに主眼がおかれているのですよ。

 つまりですね、タクシーの急な幅寄せや、バスの急停車。それどころか制限速度や信号無視の取り締まりを避けて、かわして、走り回らないといけない、と。教習所のへんちくりんなシミュレーターよりも、全然リアリティがある内容となっているのですよ。

 運転テクニックを必要としないドライビングゲームを作るということをコンセプトに誕生したこのゲーム。だから、運転自体は簡単。Xボタンが加速で、Yボタンがブレーキで、Aボタンがギアで・・・という指がつりそうな操作はいっさいナシ。そもそも、PC用に開発されたゲームなんでマウス1つで楽々コントロールができるのさ。

なんと、これでパート2。第1弾もあったというの。

なんじゃこりゃ! バイク急便のシミュレーター(それもフリーソフト)の登場だ

 で、気になるこのバイク便シュミレーター。正式名称は『RiderV2』っていうの。ちなみにV2とはバージョン2の略称ですね。ビックリですね。バージョン1があったのですよ。『キョンシーズ2』みたいに、いきなり2ではないんですよ。
 ちなみに1から2になってどんな点が追加になったというのかは以下を参照にして。

<Ver1の基本機能>
タクシーの急停車
バスの幅寄せ
トラックの荷崩れ
煙草の投げ捨て
横断歩道以外での横断
夕方配送
速度取締
信号無視取締
反対車線走行取締

<Ver2の新機能/変更点>
Webランキングの導入
交差点の導入
踏み切りの導入
環境のリアル化
立体交差道路の導入
工事中の路面
上り下りでの加速減速への影響
夜間配達の追加
ビックスクーターの追加
街中を走行するバイクの追加
 
 以上です。もう、ワケわかんないくらいです。しかし、面白い!!!絶対、はまってしまう1本です。だから、くれぐれも会社で遊ばないようにね。おいらのように始末書を書くハメになっても知らないよ。

対応OS
日本語Windows98/Me/2000/XP
CPU
Pentium3以上
メモリ
126MB
HDD
150MB以上の空き容量
グラフィック
HighColor対応以上(3D対応ビデオカード推奨)
必要ソフト
DirectX8.0以上