東京モーターショー事前情報! クライスラー あきの
東京モーターショー事前情報! クライスラー あきの

完全なるミニバンフォルムであるあきの。これでボディは小さいというのだから、興味がある!

東京モーターショー事前情報! クライスラー あきの

観音開きで開くあきののドア。家の玄関のような扉を開くと、大きな空間が現れる。

東京モーターショー事前情報! クライスラー あきの

室内は緑をモチーフにデザインされ、多くの天然素材が使われているという。

東京モーターショー事前情報! クライスラー あきの

部分アップで捕らえるとめちゃくちゃスポーティーに思えるあきの。

東京モーターショー事前情報! クライスラー あきの

しかし、その車内は和風モダンに溢れている。もしかして、近未来のクライスラー車はこうなるの?

日本人デザイナーが手がけたコンセプトカー! その名はあきの

 クライスラーが今回の東京モーターショーで出展するコンセプトカーは奇抜である。ユニークにして唯一無二。芸術品のようなエクステリア。1BOXでありながらコンパクトなボディサイズ。このいかにもコンセプトカー然とした趣を漂わせながら、車内では5人の大人がくつろげてしまう。このコンセプトカーの名前は「あきの」という。

 このクルマの名前は、インテリアおよびエクステリア・デザイナーの「土屋あきの」からとられているという。彼女は日本生まれの37歳で、現在はカリフォルニア州カールズバッドにある、クライスラーグループのパシフィカ・アドバンスト・デザイン・センターで活躍しているのだという。

 このアキノ。インテリアは天然素材とリサイクル可能な合成繊維から構成されており、竹製のフローリング、カーペット、燭台、ムード照明、さらにはクッションまでが装備されているという。

 ガラスエリアが非常に大きなエクステリアであるが、リアガラスには乗員のプライバシーと快適さを守る素材が特殊コーティングされているというのだ。

 アメリカを代表する自動車メーカーでありながら、和のティストをふんだんに盛り込んだコンセプトカーを登場させるクライスラー。当日の会場には、ワールドプレミアとなる「あきの」の他、日本初登場となるジープ・コマンダーや、06年モデルとなるPTクルーザー・リミテッドなど多数の注目すべきモデルが展示される。

 今、もっとも元気なアメリカ車メーカーの凄さを、その目で確かめてみるというのはいかがであろうか?

車名
あきの
リポート
神田卓哉(221616.com編集部)
写真提供
ダイムラー・クライスラー日本