スズキ エスクード
スズキ エスクード

スズキとしては珍しい自発光式のメーターを装備。シンプルで見やすいデザインだ。

スズキ エスクード

ゲート式のシフトゲートを採用。2.7リッターのみ5速ATとなる。2リッターは残念ながら4速ATだ。

スズキ エスクード

1,800ミリを越えた全幅の恩恵でシートも大型のものを装備。フロントシートのスライド量は240ミリに拡大された。

スズキ エスクード

室内幅は前モデルに比べ155ミリも拡大。リクライニング機能も装備する。

スズキ エスクード

ホイールハウスの張り出しが若干気になるものの、ラゲッジシェルフを取り付けたままでも大型のスーツケースが3個収納できるというラゲッジルーム。

スズキ エスクード

6:4の分割ダブルフォールディング式のリヤシート。フラットで奥行きのあるラゲッジルームとなっている。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

室内色はブラックのみ・・・。割り切ってます。

 SUVらしく運転席はやや高めの位置にあるが、乗降性に関しては特に問題はない。運転席に乗り込むと最初に感じるのは視界の良さと室内空間の広さ。特に横方向にも広いのが印象的だ。インパネ回りのデザインは黒を基調としたスポーティな雰囲気でまとめられていて、どちらかというと比較的オーソドックスなものといえるほか、操作系のリーチなども問題はない。ただ見栄えという点になると乗用車ではなくSUVという感じで、もう少し熟成を進める必要がありそうだ。
 室内空間は後席やラゲッジスペースにも十分な広さが確保されている。特に後席を収納したときのラゲッジスペースの容量は大きくたっぷりと荷物を積んでアウトドアレジャーに出かけることも可能。今回のモデルでは3列シート車の設定がなくなったが、その必要性はさほど高いものではないだろう。
 快適装備はHDDナビを装備したグレードが設定されるが、2.0XGではSRSカーテンエアバッグやSRSサイドエアバッグと両立しない設定とされるのはやや難点。主要グレードにはフルオートエアコン、オーディオなどが装備され、2.7L車にはESPも装備される。

新車見積もりはこちら
代表グレード
2.0XG
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,390×1,810×1,695
車両重量[kg]
1,550
総排気量[cc]
1,995
最高出力[ps(kw)/rpm]
145(107)/6,000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.7(193)/4,000
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
11.6
定員[人]
税込価格[万円]
220.5
発売日
2005年5月16日
レポート
松下 宏
スタイル インテリア 走り&メカニズム